敵地で1-5。痛恨の大敗だ。
現地1月14日に行なわれたブンデスリーガ第17節で、板倉滉と福田師王が所属するボルシアMGはヴォルフスブルクと対戦。開始3分にPKで先制を許し、後半に巻き返したかったが、失点を重ねて敗れた。
終了間際に一矢報いたことが、明るい材料か。ゴールネットを揺らしたのは、途中出場の福田。89分、GKからの縦パスをワンタッチではたいて味方に預けると、そのまま駆け上がり、リターンパスに最終ラインの背後で反応。右足のダイレクトシュートでGKの股を抜いた。
待望のブンデス初ゴール。ドイツの大手紙『Bild』は、「ヴォルフスブルクの惨事で、フクダが唯一の希望の光!」と見出しを打った記事で、20歳ストライカーに言及する。
【動画】福田師王がトップチーム初ゴール! 板倉が祝福
「この日本人選手は、70分過ぎにロビン・ハック(24歳)に代わって出場した。そして89分には、後半のグラードバッハにとって実質的に唯一の枠内シュートでブンデスリーガ初ゴールを決めた。
フクダはまたしても、その卓越したフィニッシュの資質を見せつけたのだ。2023年1月に日本から移籍して以来、U19ブンデスリーガ西部のボルシアU19で初めて得点し、その後はU23リージョナルリーガでもゴールを記録した。
2024年3月のテストマッチでもゴールの才能を発揮。2-0で勝利したベルギー1部のKASオイペン戦で2得点。そしてブンデスリーガで初ゴール。このことが彼にさらなる自信を与えたのは間違いない!」
高卒で渡独して3年目。25年は大きな飛躍の一年にしたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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