昨季限りで現役を引退した元日本代表の稲本潤一氏が、Tverでの配信番組『マンデーフットボール』に出演。フランス代表の英雄ジネディーヌ・ジダン氏の凄さを語った。
稲本氏がジダン氏と顔を合わせたのは、2001年に敵地サンドニで行なわれた国際親善試合だ。当時フィリップ・トルシエ監督が率いていた日本代表は、悪天候のなか0-5で惨敗。あまりに厳しい現実を突き付けられ、“サンドニの悲劇”とも称されている。
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「アルティメットプレーヤー」という企画内の「右脚」部門で、ジダン氏の名を挙げた稲本氏は、20年以上前の悲劇を振り返り、選出理由を次のように語った。
「僕、基本的にボールに寄せたら、どんな相手でも取れる自信は当時からあったんです。それでもジダン選手と対峙した時は、もうボールに触れることさえできず、それこそ右足だけでいなされまして。僕が今までやってきたなかで、一番すごい選手だなと思ったのもジダン選手です。左足より、やっぱり右足のボールコントロールだったりはスーパーでした」
日本代表のレジェンドから見ても、ジダン氏は別格だったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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