昨季NPBの西武でプレーした強打者コルデロがワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだと1月15日、米移籍情報サイトの『MLB Trade Rumors』が報じた。
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30歳のコルデロは、2017年にサンディエゴ・パドレスでメジャーデビュー。その後、カンザスシティ・ロイヤルズ、ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキースなど、複数球団を渡り歩き、24年シーズンは西武へ入団しプレーしたが、持ち前のパワーを活かせず、オフシーズンに自由契約となっていた。
外野手コルデロは昨季、西武で23試合に出場し、打率.129、1本塁打、4打点、長打率.200、出塁率.151の成績をマーク。その上で同選手について、同サイトは「コルデロは日本で期待されていた活躍とはまったく違った。それがナショナルズが彼にマイナーリーグの春季トレーニング参加への招待を出さなかった理由かもしれない」と報じた。
また同サイトは、コルデロについて「守備面では、一塁と3つの外野のポジションすべてで経験があるが、野手としてあまり適任ではない。しかし、ナ軍のマイナーリーグの選手層には、一塁や外野でメジャー経験がある選手は多くいないため、ナ軍は単に3Aのバックアッププランとして見ているのかもしれない」と手厳しい評価とともに、起用法について予想している。
30歳のコルデロは、メジャー通算で251試合に出場し、打率.217、27本塁打、87打点、13盗塁、出塁率.283、長打率.395、OPS.678の成績をマーク。今シーズンの活躍に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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