ディズニー・アニメーション・スタジオが放つ人気シリーズ第2弾『ズートピア2』が2025年の冬、日本公開されることが決定。それを記念して、“巳年”の2025年を象徴するような新キャラクターのヘビ“ゲイリー”が初お披露目となる日本オリジナルビジュアルが解禁となった。
2016年公開の前作『ズートピア』は、アカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞し、ディズニー・アニメーション作品としては『アナと雪の女王』(13)以来、初めて世界興行収入が10億ドルを突破。日本でも76億円超えの社会現象的なヒットを記録し、世界中に“ズートピア”旋風を巻き起こした。
いつも前向きで夢を諦めないウサギの警官ジュディと、皮肉屋な一面があるけれど、カッコいいキツネの詐欺師ニックとのバディは子どもだけではなく多くの女性の心をつかんだ。また可愛くてモフモフな動物たちの見た目に反し、“差別や偏見”にまつわる深いメッセージが込められたストーリーが大人たちの共感も得て、驚異の高い口コミ評価で、特大ヒットを記録した。
続編となる今作では警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ジュディが再びバディを組み、新たなズートピアの謎に立ち向かうことになる。ジュディとニックは、指名手配犯のヘビ、ゲイリーを探すため潜入捜査に挑むことに。街の新たなエリアへ潜入捜査を行うが、そこで2人の絆がこれまで以上に試されることになる。そして、ジュディとニックはやがてヘビ・ゲイリーと爬虫類たちが隠すズートピアでの“暗い過去”にまつわる巨大な謎に挑むことに…。
解禁されたのは、“巳年”の2025年“ズートピア・イヤー”を記念して制作された日本オリジナルビジュアルで、まばゆいばかりに輝く動物の楽園“ズートピア”に、目立ちまくりの刑事らしくない服装のニック、安定の優等生ジュディの姿が新ユニフォームで登場している。今回、新たな謎を追うために潜入捜査を試みる2人、その追われる側となる指名手配犯がこの新キャラクターのヘビ、ゲイリーだ。毒をもっているが見た目通りに明るくて、おしゃべりな性格で、ジュディとニックを、ズートピアに隠された新たな謎へと導く重要なキャラクターとなる。また、新たにゲイリーのような爬虫類たちが暮らす街も登場し、彼らの“ズートピアでの暗い過去“が物語の鍵になるらしい!?
本作の監督は、前作で共同監督、脚本を務め、ディズニー・アニメーション・スタジオの新たなチーフ・クリエイティブ・オフィサーとなったジャレド・ブッシュと、前作から続投のバイロン・ハワードが新たにタッグを組む。
2016年の劇場公開を皮切りに、瞬く間に世界を魅了し、今日まで人気の絶えない『ズートピア』。ディズニー・プラスで見放題配信中のオリジナルアニメーション作品『ズートピア+』をはじめ、テーマパークやグッズなど多岐に渡り展開し、勢いは増すばかりだ。ディズニーのイマジネーションが踏襲された『ズートピア2』が再び世界中をワクワクの渦に巻き込む。
文/山崎伸子