2014年のブラジル・ワールドカップで日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ氏がイタリアメディア『Corriere dell’Umbria』で、愛する日本について語っている。
記者から日本のことを話すと目が輝く理由を問われると、ザッケローニ氏は「分かってもらうために、ひとつだけ言おう」と答えている。
「私は同時にイタリアと日本に住みたい。それはできないことだがね。私は日本と日本の人たちに惚れ込んでいるんだ。病気になり、死を目の当たりにして、最初に行きたいと望んだのが日本の地に帰ることだった」
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さらに、日本代表でアジアカップ優勝を達成したからかと聞かれたザックは「それは分からない」と、日本との不思議な縁を口にした。
「いつも、どうしてだろうと思うんだ。こうやってみんなが自分を好きでいてくれて、どこへ行っても日本人に会うとサインや写真撮影を求められるのはなぜかとね。子どもに私の名前をつけてくれた家族もある。ニックネームのザックとした人もね。私はあの地が大好きなんだ。自分の家だと考えている。以前、元代表選手たちがチェゼナティコに会いに来てくれた。とても感激したよ」
残念ながらワールドカップでは結果が出なかったものの、日本サッカー協会の殿堂入りを果たしたザッケローニ氏と、日本や日本代表の関係が特別なものであることは間違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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