人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「アテンション（注視）」を測る「REVISIO」は、2024年の秋ドラマについて「最終回の注目度ランキング」を発表しました。

　対象となるのは2024年10月にスタートした秋ドラマで、最終回における注目度を計測。誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているかという、REVISIO独自の注視データを基にランキングを作成しています。各テレビ局でさまざまなドラマが放送された中で、上位にランクインしたのはどの作品だったのでしょうか？

（出典元：視聴者がくぎづけになったドラマを視聴質データで解明！2024年秋ドラマ　最終回注目度ランキング）

第2位：宙わたる教室

　第2位には「宙わたる教室」が選ばれました。窪田正孝さんが主演を務め、伊与原新さんの同名小説をドラマ化した作品です。定時制高校が舞台で、窪田さんが演じるのはその高校に赴任してきた謎めいた理科教師の藤竹。さまざまな事情を抱えた生徒たちが登場し、それぞれが悩みを抱えながら懸命に一歩を踏み出そうとする姿を描く作品です。

　最終回まで学ぶことの大切さを提示し続けたドラマで、今回の調査では女性から高い支持を獲得。独自性の高い学園ドラマとなり、最後まで注目を集めました。

第1位：3000万

　第1位に選ばれたのは「3000万」でした。主演を安達祐実さんが担当、NHKが立ち上げた脚本開発チーム「WDRプロジェクト」から生まれた作品です。

　海外ドラマを研究して作られたストーリーは、クライムサスペンスをベースにしながらコミカルな場面も多数。怪しい大金が舞い込んできた主人公・佐々木祐子を中心に、平凡な一家が犯罪に巻き込まれていく姿を鮮明に描いている作品です。最終回ではさまざまな謎解きが行われ、緊張感が漂うシーンが多く最後まで目が離せない作品となりました。