中身が分からない「明太子やまやの福袋」を開封したら脳汁が出た / 全く予想できないものが入っていて大興奮!!

近年、福袋の傾向として事前に中身を告知するケースが増えた。これにより消費者は安心して購入でき、売る側もクレームなどのリスクを減らせるようになったものである。

いわゆる「win-win」。もはや福袋の最適解とも言えるかもだが、ここにきて中身が分からないのもやっぱりいいもんだと実感させられた。というのも、明太子の老舗「やまや」の福袋は中身不明で開けたら脳汁が出たのだ。

【写真】賞味期限はほとんど1ヶ月以上の猶予があった

・福袋の中身

公式サイトで売られている やまや の福袋は華・誉(ほまれ)・寿(ことぶき)の3種類でそれぞれ7000円、1万円、2万円となっている。今回はそのうちから一番安い7000円(送料手数料別)の「華」を買ってみた。

なお、中に入っているのは合計6品。以下の3つは確定で他は開けてみてのお楽しみらしい。

・うちのめんたい 切子込(中辛)300g

・博多もつ鍋(あごだし醤油味)1〜2人前

・いわし明太(3尾)

──てなところで、いずれにしても通常9000円以上の品が約2000円お得になるとのこと。まぁ明太子メインの福袋に変わりない。

福袋は1月上旬より発送だったので先日到着。段ボールを開けると「今年もよろしくお願いします」と書かれた紙とともに商品が入っていた。こういうの老舗っぽい。

中身はどれどれ……予告していないのは「鯛茶漬け」に「めんたいのり」、そして人形っぽいコレか……って、オイオイ!!

羌瘣(きょうかい)やん!!

いきなり漫画『キングダム』は反則である。だいぶ前からキングダムと やまや は仲良くやっているけども、キングダムの大ファンの私にいきなりの羌瘣は刺激が強すぎた。

思わず笑顔。もはやコレだけで元をとった……とまでは言えないが、購入者がキングダムファンで似た中身ならとんでもないサプライズ。予想外すぎて脳汁が出るに違いない。

調べたところ、この商品は他に信、王騎、嬴政(えいせい)があるっぽい。どれも当たりッ……!

(広告の後にも続きます)

・実用的な中身

ちなみにその羌瘣、もちろん置き物というワケじゃなく中には……

おかきが入っていた。袋に密封されているのでデザイン缶をキレイに使えて嬉しい。何かを入れたり、そのまま部屋に飾ってもよさそうだ。

福袋の中身で唯一気をつけたいのが、明太子(うちのめんたい)だけ賞味期限が早めだということ。今回、10日に福袋が届いて21日までだったから、2週間弱で300gを消費しなくてはいけない。

ただ、明太子の味は今さら言うまでもなく最高だからそう難しくもない。白米との相性がいいのは当然として、せっかくなのでやまやのレシピを見ながら「和風めんたいパスタ」を作ってみたら……

うますぎやろがいで150gがあっという間になくなった。レシピもさすがの味に仕上がったので、ぜひ試してみてほしい。

なお、2025年1月16日現在、やまやの福袋はまだ購入することができる。べらぼうにお得ってワケじゃないが(※2万円の福袋は約5000円お得になる)、明太子好きで普段から食べる人はアリじゃなかろうか。

参考リンク:やまやHPやまや「和風めんたいパスタ」

執筆:原田たかし

Photo:RocketNews24.

« 前回の福袋 | 第1回から読む | 次の福袋 »