ニューヨーク・メッツは、フリーエージェントの一塁手、ピート・アロンソと1月の半ばになっても再契約に至らないため、他の選択肢を探り始めていると、米誌『Sports Illustrated』が現地15日に報じた。
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その選択肢のひとつが、オールスターに4回選出されたトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.のようだ。2026年にフリーエージェントとなる予定で、現在契約延長の交渉を継続しているブルージェイズが長期契約に至らない場合は、ゲレーロJr.をトレードする可能性がある。
同メディアによると、米スポーツメディア『SNY』のアンディ・マルティーノ記者は、「メッツはゲレーロJr.の獲得に興味を示しており、ブルージェイズに問い合わせているが、現時点で実現は難しいだろう」と見通しているという。
メッツは今オフ、フアン・ソトと歴史的な15年7億6500万ドル(約1179億円)の契約を締結。メッツのオーナー、スティーブ・コーエンは大型契約を結ぶことを恐れておらず、「ゲレーロJr.とのトレードもその例に漏れないだろう」と同メディアは指摘する。しかし、30歳のアロンソに対しては、他のチームからの関心があまりないため、メッツとの再契約がより現実的な選択肢となる可能性が高いようだ。
ソト獲得に続き、メッツの大型補強からは目が離せない。アロンソとの再契約、そしてゲレーロJr.の今後の動向に注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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