『OPEN THE NEWYEAR GATE 2025』後楽園ホール(2024年1月16日)
○KAI&ISHIN&加藤良輝vs土井成樹&豹&問題龍×
1・24横浜武道館大会でKAIとの一騎打ちを控える田中将斗が来場。KAIの要求を受諾し、一騎打ちはハードコア戦で行われることになった。
KAIは地元凱旋となる1・24横浜武道館大会に向けて、SNSで斎藤了GMに「俺の地元凱旋だ!! だから、刺激的で相応の相手を用意しろ!」と要求。それを受けて、田中との一騎打ちが決定していた。
この日、KAIはZ-BratsのISHIN&加藤と組んで、土井&豹&問題龍の混成トリオと激突。ゴングを待たずに奇襲を仕掛けると、3人がかりで問題龍を狙い撃ちに。あえて問題龍のチョップ連打を3人で受け止めて、スタミナ切れを誘うと、連続串刺し攻撃で痛めつけた。
土井と豹が試合を立て直すと、問題龍もそれに続くが、KAIはトラースキック、ジャンピングハイキックで楽々と逆転。最後は「バイバ~イ」と挑発してからラリアットを振り抜いて、問題龍から圧勝となる3カウントを奪った。
試合後、マイクを持ったKAIは斎藤GMを呼び込むと、「1月25日、横浜武道館の俺のシングルマッチの相手が、ZERO1の田中将斗だって? なんであんなヤツなんだよ。ふざけんじゃねえよ。あんなのよ、20年前にピークを過ぎた、今はただの日焼けが大好きな黒いハゲたオッサンだろ?」と田中を酷評。「ただの松崎しげるみたいに黒光りしたオッサンだろ」と吐き捨てた。
すると、突然、田中本人がリングに登場。KAIと対峙する。「なんで来てるんだよ? 言った通りただの黒いハゲたオッサンじゃねえかよ」と挑発したKAIは「来てくれたからよ、いいこと思いついちまったよ。どうせ普通にシングルマッチやっても簡単に勝っちゃうし、つまらねえじゃん。ビッグマッチだし、お祭りだからよ、お前の得意分野のハードコアでやってやろうじゃねえかよ」と提示した。
これに対して田中は「GM、俺は2日前に日本に帰ってきて、今メッチャ時差ボケやねん。呼ばれたから来たけど、なんやコイツ」と苛立ちをあらわにし、「イスとテーブル、多めに用意してくれよ。お前、タダじゃ済まさねえからな」とハードコアマッチを受諾した。
KAIは「こっちのセリフだよ。イスとテーブルをたくさん用意してあげますから。お前がタダじゃおかねえからな。俺がお前を倒して、ハードコアレジェンドになってやるからな。わかったか。バイバ~イ」とリングをあとに。ブチ切れた田中は「お前、覚悟しとけよ。俺がハードコアレジェンドってなんで呼ばれてるか、体で味わわせてやるから」と予告した。
【田中の話】「またあさってからアメリカ行く忙しい身で来てるのに、あの無礼は何やねん? イスとテーブル、それだけあれば十分。何で俺がハードコアレジェンドと呼ばれてるか、あいつの体に覚えさせたるから覚悟しとけ」