【WWE】統一WWE王座戦へコーディとオーエンズが調印 暴走オーエンズをマイケルズがスイート・チン・ミュージックで制裁

 『サタデーナイト・メインイベント』が現地時間25日、テキサス州サンアントニオで行われ、ショーン・マイケルズが立会人を務める中、コーディ・ローデスとケビン・オーエンズが統一WWE王座戦へ向けて調印書にサイン。オーエンズが暴挙に出ると、マイケルズがスイート・チン・ミュージックで制裁した。

 2・1『ロイヤルランブル』で統一WWE王座ラダー戦を争う王者・コーディとオーエンズ。両者は昨年12月のサタデーナイトメインイベントで王座戦を行い、コーディが勝利。試合後、オーエンズがWWEで禁止技となっているパッケージパイルドライバーでコーディを担架送りにし、その日限定で復活した旧WWEベルトを強奪した。再戦へ向けて両者は3度にわたって乱闘を展開。コーディの要求をスマックダウンのニック・オールディスGMが認め、この日、マイケルズ立会いのもと調印式が行われた。

 テッド・デビアス、ドリー・ファンク・ジュニアらWWE殿堂入りの面々がリングサイドに座る中、マイケルズが地元・サンアントニオのリングに登場。オーエンズ、コーディの順で呼び込んだ。オーエンズは「俺がこれにサインしたら、それが何を意味するかわかるだろ? ロイヤルランブルでは俺が真のチャンピオンではないと言うヤツらを全員黙らせてやる。俺が正当なWWEチャンピオンだ」と予告。「お前が戻ってきてから得たすべては俺が受けるべきものだった。お前は俺からそれを奪い取ったんだ」と一方的にコーディを批判した。

 するとマイケルズは「ケビン、お前は嫉妬しているだけだ」と指摘。コーディも「俺はこれまで以上に誇りを持ち、このタイトルにこれまで以上の意味を持たせてきたという事実に、お前は嫉妬しているんだ」と口をそろえた。そして両者が調印書にサイン。オーエンズが旧WWEベルト、コーディが統一WWEベルトをレフェリーに返還すると、二人の頭上に吊り上げられた。

 立会人・マイケルズを挟んで両者がしばしにらみ合った。コーディが背を向けると、オーエンズが襲撃。止めるマイケルズにパッケージパイルドライバーを決めようとした。が、コーディが救出すると、怒りのマイケルズはスイートチンミュージックをオーエンズに叩き込んで制裁。場内は「HBK!」チャントの大合唱となった。