イギリスは昔から毛織産業大国。だから、ロンドンではウールが街に溢れている。ウールのコートやジャケットはもちろん、トラウザーズだって大人気。そして、冬になればニット。ロンドンのセレクトショップ、CLUTCH CAFEもカジュアルウエアの店だが、ニットが充実する。店のスタッフに本場のニット事情を訊いてみた。

「色で遊ぶ」がロンドンスタイル。


HEIMAT x CLUTCH CAFE

「ロンドンの男性は白いニットが好きですね。イギリスでは軍隊でも白いタートルニットを冬の装備品としてきた歴史があります。今シーズンの目玉は白にピンクのボーダーが入ったクルーネックセーターです。これはCLUTCH CAFEがニットブランドのHeimatに別注したものです。こんなに可愛いカラーリングですが、XXLまで揃えてあります。イギリスの男性は、日本では女性的と思われるようなカラーも着こなします」

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モヘアカーディガンは絶大な人気を誇る。


JELADO

「CLUTCH CAFEを代表するニットのひとつがモヘアカーディガンです。オープンした年の秋冬から積極的にバイイングしているアイテムでもあります。ロンドンでもカート・コバーンの影響が強いのでしょうか。当店で扱うモヘアカーディガンは日本の2ブランドから。JOE McCOYとJELADOは毎年、色やデザインを変えて新作をリリースしています。入荷するとすぐに反響がある安心のアイテムです」


JOE McCOY