日本人はすぐ謝るってバカにされるけど…→カナダ人にも共通点があった!?【こんなとこだよカナダ(37)】

日本人はすぐ謝るってバカにされるけど…→カナダ人にも共通点があった!?【こんなとこだよカナダ(37)】

日本人が英語を話す時、「すみません」の意味合いで「Sorry」を多用するため日本人はすぐ謝るという話を海外ではネタにされることがあります。

英語の「Sorry」は特にアメリカでは基本的に「後悔しています」「心苦しいです」といった意味で使われるので日本人の「ちょっとすみません」の感覚ではあまり使われません。
日本人的な「すみません」の意味であれば「Excuse me」と言う方が多い印象です。(ちなみに、言い方としてはかなり軽い感じて「スキューズミー!」なんて言うのが定番)

しかし私が住むお隣のカナダでは、アメリカ人からネタにされ(バカにされ)、カナダ人自身も自虐ネタにする程「Sorry」をたくさん使います!

「アメリカ人が貯金をしたいなら1回悪口(swear words)を言うたびに貯金箱にコインを入れ、カナダ人が貯金をしたいなら1回「Sorry」を言うたびに貯金箱にコインをいれればよい!」なんていうジョークがある程。

カナダでのSorryの使い方も、日本の「あ、すみません」や「申し訳ないんだけど」といった軽い意味で使うので、日本語の感覚でSorryを連発しても、実はカナダではそんなに違和感はありません。
それを始めて実感したのはカナダに引っ越してすぐの頃に、スーパーに買い物に行った時でした。

狭い通路を通り抜けようとしてマダム同士が「I’m sorry coming through…」「oh I wasn’t looking! I’m sorry!」と両方笑顔になっていたのです。

日本人はすぐ謝るってバカにされるけど…→カナダ人にも共通点があった!?【こんなとこだよカナダ(37)】

しかも、このカナダの「Sorry文化」は日常会話だけではないんです!

カナダの太平洋岸にある年バンクーバーのバスや電車では、回送運転中や乗車人数制限で乗客を乗せられない車両には、表示版に「SORRY」と表示して走るほど浸透しているので驚きです。

電車やバスから「Sorry」と言われると、乗れなくてもちょっと優しい気持ちになるのは私だけでしょうか?

そんなSorry文化のカナダでは人だけでなく動物にも信じられないくらい優しいのですが、お話は下の関連記事に続きます!