11日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)では、食品ロス対策として賞味・消費期限が今月にも見直される可能性があると報道しました。

そんな中、フリーアナウンサー・内田恭子さんがとある食品に対して「毎回使うたびに謎に思っていること」があると疑問を呈し、専門家の回答に驚きの声があがっていました。

■賞味期限が長い食品は?

食品ロス削減の動きが強まる中で、余りがちな調味料などの使い道についても注目が集まっています。

司会の山里亮太さんは「判断が曖昧なものが多いから、ちょっと細かく知りたいですね」と、疑問も。

管理栄養士の渥美まゆ美さんによると、梅干しや明太子、塩辛など塩分が著しく多く含まれる食品、レトルトパウチや缶詰、せんべいや干物など水分活性が低い食品だと期限が伸びる可能性があるそうです。

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■内田恭子「鮭フレークって…」

内田さんは「私、毎回使うたびに謎に思っているものがあって、鮭フレークってありますよね。あれ、ビンとかに入っていることが多いんですけど、賞味? 消費期限がけっこういけるんですよ。でも、開けてしばらく冷蔵庫に入れとくと『これどうなんだ』と。毎回大丈夫かなと思いながら使ってるんですね」と、開封後の期限に関する不安を吐露。

山里さんも「書いてありますよね、賞味期限消費期限のところにカッコで『開封前』って」と同意しており、内田さんは「そう、お早めにお召し上がりくださいとか、お早めにってどれくらい早く? とか思うんですけど」と素朴な疑問を口にします。

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■実は「2、3日以内」に使うべき?

内田さんの疑問に対し、渥美さんは「商品メーカーさんが、『開けた後の保存期間』というのを設定しております。よく残りがちだと言われる焼き肉のタレは2週間から1ヵ月くらい。レモン果汁ですと1週間以内に使いましょうということになっています」と解説。

鮭フレークに関しても「酸素に触れると酸化が始まってしまうので、低い温度で保つというのも大事なんですけど、なるべく開けたものは2、3日以内に」と話し、内田さんは「2~3週間全然使ってました!」と驚いた様子。

また、レモン果汁などは使い切れないことも想定されますが「そういった場合は冷凍してしまう。保存袋とかに薄くして冷凍しておくと、パキパキと必要な分だけ出して使えます」とも勧めており、すぐ使う場合ははちみつを混ぜることで酸化がゆるくなるというライフハックも紹介しています。

(文/Sirabee 編集部・星子