
13日に放送されたドラマ『日本一の最低男※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)の第10話で、香取慎吾演じる主人公・一平が、自身を取り囲んだマスコミに言い放った言葉が、Xで視聴者の反響を呼んでいる。
■パワハラの噂で炎上
第10話では、一平が大江戸区の再開発計画をめぐって、区長の長谷川(堺正章)や民政党の衆議院議員・黒岩(橋本じゅん)と対立。民政党の公認で区議選に出馬することを拒否し、無所属で大江戸区長選に出馬することを宣言する。
しかし長谷川らの陣営が、一平がテレビ局のプロデューサー時代に、部下をパワハラで辞職に追い込んだとの噂をリーク。話に尾ひれがついてSNS上で大炎上してしまう。
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■「ブーメランだから」反論
マスコミや配信者らに囲まれ、「人殺しが区長とかありえない」「人が1人亡くなってるんですって、あんたのせいで」「被害を訴えている人がいる」などと言われた一平は、「それ、本当に亡くなってるんですか? いつ? 誰が? どこで? 証拠は?」「まさか匿名の書き込みのことをおっしゃってるんじゃないでしょうね?」などと反論。
さらに、「被害を訴えた方がいるイコール加害者がいる、じゃないからね。面白がってそういう社会にしちゃうと、ブーメランだから。今も俺、普通に被害を訴えられるから。家の前で待ち伏せされて寄ってたかって人殺し呼ばわりされて。精神的苦痛だよ、これ。病気になったらこれ、どうすんの? 死ぬかもよ?」と主張し、取り囲むマスコミらを1人ずつ「加害者、加害者」と指さしていく。
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■「脚本作り直した?」「気持ち乗ってる」
このシーンが話題となり、Xでは「香取慎吾」がトレンド入り。香取とともにSMAPとして活動し、女性トラブル騒動で芸能界を引退した中居正広氏を連想した人も多かった様子。
「中居くんのことあって脚本作り直した? って思うほどのセリフなんだけど…香取慎吾さんにこのセリフを言わす脚本家、素晴らしすぎる」「構想や脚本はずっと前だと分かっていても中居君のことに思えて…」といった声があがり、「ほんとそれ」と共感する人も。
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■「香取慎吾として」の声も
さらに、「モチーフは別だったんだろうけど、確実に気持ち乗ってる部分があるとこが本当に心に響くしちょっと本も寄った? になるんだよな。香取慎吾だからこそ出来る役だな」「香取慎吾はどんな気持ちで、あの台詞を言ったんだろう」と思いを馳せる人も見受けられる。
「すごいこと言わせるな…でもそうなんだよな…の連続」「香取慎吾として世の中に伝えたかったことだと受け止めた」「この言葉を香取慎吾に言わせたフジテレビ、なかなかやるな」といった声もみられた。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)