松屋の新型カレーがガチで次世代 「甘い」も「辛い」もストロング仕様! こんなに名前通りなことってあるのかよ…!!

・次世代

食べてみると……おっ、ガッツリな甘み……からの激辛!? なんだこれは!?!? まず、フルーティさのある甘みが0.02秒くらいでやってくる。

その甘みは、スーパーで売ってる仮面ライダーとかプリキュアの子供用甘口カレーなみに、はっきりとストロングなものだ。

しかしそこから0.01秒後くらいにゴリゴリの辛さが舌を襲う!! その辛さは、プラズマカッターで鉄板を切断する時に散る火花のようなバチバチとしたタイプ。

すげぇぞこれ。どういう技術か知らないが、本当に「あまから」なのだ。甘いし辛い。例えばチョココーティングの唐辛子みたいな、甘さと辛さが同時に味わえますってタイプとは違う。

単一のものが甘くて辛いみたいな、そういう極めて高い融合度のある「あまから」。そしてどちらもストロングという。実に不思議な味覚体験だ……!

今までいろんなものを食ってきたが、ここまで高い水準の甘くて辛いものは、初めてかもしれない。

味の複雑さが、従来の松屋のカレーのどれをも大きく超えている。まるで何らかの技術革新を経たかのようだ。戦闘機で言えば第4世代と第5世代の差みたいなへだたりを感じる。

ちなみにビーフのブロックについては、恐らく個体差があると思われるが、臭みの処理にさらなる精度が求められる気がする。2個入っているうち、1つは美味かったが、もう1つは微妙だった。

また、ブロックはとろとろでめちゃくちゃ柔らかい。そしてカレー自体もトロみがあるため、食感的に一辺倒になる。個人的にこのルーは、ハンバーグか、カレギュウ、チキンとの相性が抜群だと思う。

参考リンク:松屋

執筆:江川資具

Photo:RocketNews24.