
碗雑麺(わんざめん)と聞いて何のことかわかったあなたは相当は食通。しかも大のつく中華料理好きな方であろう。碗雑麺に関する情報はほとんどなく、ネット上で得られる情報も決して多くはない。だがしかし……。
つい先日、生まれて初めて碗雑麺を食べた私は衝撃を受けてしまった。……これはヤバいやつ! 何がヤバいかって味や個性もさることながら “中毒性” がとんでもないガチ中華だったのである。
・飯田橋にて
私が碗雑麺を知ったのは全くの偶然。たまたま飯田橋を歩いていたところ「麻辣先生」というお店の前で「本場重慶 碗雑麺(ワンザメン)」という文字を発見したのだ。
調べてみると「麻辣先生」はかつて私がドハマりした「芊品香(センピンシャン)」の2号店があった場所で、オーナーも芊品香の方が引き継いでおられる様子。本店は豊洲にあり、現在6店舗を展開しているようだ。
(広告の後にも続きます)
・重慶が本場
で、碗雑麺はというと「タレは醤油ベースに山椒や辣油、具には白えんどう豆とひき肉などが入った四川風まぜそば」とのこと。重慶と四川では「担々麺に肩を並べる人気メニュー」だという。
よくわからないが山椒ビリビリ系のまぜそばなのだろうか? というか、ガチ中華はマジで食べてみないとわからない! 正直合わないものもある!! というわけで、興味本位で人生初の「碗雑麺」を食べてみることにした。
麻辣先生の碗雑麺は1人前1080円で、100円プラスで大盛りが、200円プラスで特盛が可能。今回は並盛りを注文したが、結果的には「特盛にすればよかった……」と激しく後悔したことをお伝えしておく。