「なぜ?」ドイツでトルコ料理が超人気!→ケバブが国民的ファストフードになった理由【ドイツで女子大生してました(12)】

「なぜ?」ドイツでトルコ料理が超人気!→ケバブが国民的ファストフードになった理由【ドイツで女子大生してました(12)】
みなさんは、「ケバブ(Kebab)」という料理知っていますか?
最近では、日本の夏祭りやフードトラックでよく見かけるかな〜と思います。
もともとはトルコ発祥のファーストフードで、手のひらよりひと周り大きいパンに、棒に突き刺して焼いた丸太のような大きいお肉から切り取ったお肉とたーっぷりの野菜を挟んだ食べ物です。
お肉は食べる直前にカットしてくれるので、とても見応えがありますよね!
日本では「ドイツ=ケバブ」というイメージは無いかもしれませんが、実はドイツで最もポピュラーなファーストフードのひとつなんです!ではどうやってドイツに渡ってきたのでしょうか?
ケバブがドイツへ渡ったのは、1950年代と言われており、当時ドイツは高度経済成長期の一方、急速に発展する技術に対して深刻な人材不足問題をかかえていました。
その人材不足を解消するためにドイツに呼ばれたのが、トルコを中心とする隣国からの労働者でした。
彼らはゲストワーカーと呼ばれ、労働力だけではなく、新たな食文化であるケバブをもドイツにもたらしたというわけです。
こうしてケバブはドイツ国民へ瞬く間に広まっていったんですね。
今では、夜中まで営業しているファーストフード店として、ドイツ各地で大人気なんですよ。
みなさんもドイツの街中でケバブ屋さんを見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね。

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