(写真提供:JP News)

春は出会いと別れの季節であり、会食の機会も増える時期。そうした席で度々議論になる「料理の取り分け問題」について、以前『ノンストップ!』(フジテレビ系)の特集が話題になりました。

■食事中に気になる相手の行動

注目を集めたのは、3月7日の放送で「食事中に気になる相手の行動」が議論された一幕。

「注文したものを均等に人の分も取り分けようとする人がいます。食べたいものと、食べたくないものがあるので、勝手に取り分けないでほしい」という50代女性の声が紹介されると、タレントのカンニング竹山さんは「俺は絶対に嫌」と共感します。

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■千秋のように“事情”がある人も

竹山さんは、理由が二つあるといい「女性が多いんだけど、(サラダが出てきたときに)“女性がやらなきゃいけない”って風潮はもう違うよね。っていうか、もうやらなくていい」と訴え、「もう一個は、よく見てると取り分けたときにちょっと親指にレタス当たってるの…」と潔癖な一面を明かすと、スタジオは笑いに包まれます。

タレントの千秋さんは、「私は食べ物の好き嫌いがあるから、“平等に”と言われても、そんなに要らないのに。とか…」と、食べられないものがある人にとっては、気まずい問題だと語りました。

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■「正解が知りたい」後輩の立場だと…

一方で、タレントの鈴木あきえさんは「正解が知りたい。私も、できれば取り分けたくない」としつつも、「仕事場とか先輩と行くと、取り分けないとずっと残ってるじゃないですか。そうなると、下っ端がやらなきゃ! って思ってやるんですけど、それが嫌なんですよね?」と竹山さんに問いかけ。

竹山さんは「嫌だから、もう先に言う。どんな立場でも『もうこれは勝手にやりましょう』って」と話すと、バナナマンの設楽統さんは「やってくれたら嬉しいし、やらなくてもいいんだけど、でも“やりたい人”もいる」と切り出します。

「上の人が『やらなくていい』って言っちゃうのは、もしかしたら、これでコミュニケーションを取りたい人もいるかもしれないじゃん」と、取り分ける側の思惑も考えてしまうと語りました。

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■「取り分けないでほしい」人は約2割

そこで、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女622名を対象に「会食で、料理を取り分ける行為をどう思うか」意識調査を行ったところ、竹山さんや千秋さんのように「取り分けないでほしい」人は19.6%でした。

なお、「とくに何も思わない」が最も多く50.6%、次いで「取り分けてくれるのは嬉しい」が25.4%で、7割以上の人は肯定的なよう。「よく取り分けるほうだ」と答えた人は4.3%でした。

正解のない問題ですが、苦手な食材などを言いやすい“空気づくり”が大切なのかもしれませんね。

(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

調査期間:2025年3月11日~2025年3月16日
調査対象:全国10代~60代の男女622名