
1,422人集団感染の事例も…
過去にも、同様の事案が発生している。
2012年12月、仕出屋の従業員22人がノロウイルスに感染したまま、仕出し弁当を製造。
(画像:イメージ)
弁当を食べた1,422人が、ノロウイルス食中毒を発症した。
保健所の検査で、調理器具やトイレの洗浄が適切に行われていなかったことが判明。
調理従事者が次々に感染し、弁当の汚染につながった。
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今年の寒暖差が影響!?
例年1月第3週にピークを迎え、その後、感染者数が減少傾向を示す「ノロウイルス食中毒」。
しかし、今年は違う。
愛媛県などでは、2月下旬から3月初旬にかけて、過去10年で最大の感染者数を記録。
(画像:愛媛県庁)
今年の寒暖差が、抵抗力を弱らせていると指摘する専門家も。
引き続き保健所は、調理従事者の体調管理の徹底、丁寧な手洗い、調理器具の洗浄・消毒を呼びかけている。