
【修正法】
右手、インパクト前「背屈キープ」インパクト後「掌屈しながらターン」

左2枚目:トップでできた右手を背屈した状態をハーフウェイダウンまでキープして“タメ”を作る
右端:ハーフウェイダウン以降は右手を掌屈させながら手首を返していく。
「リリースだけでなく、ターンもヘッドの加速力を上げる要因になります」(鈴木)

右手背屈をキープするドリル。右手1本でクラブを持ってトップまで振り上げたら右手とクラブの位置を変えずに、腰の左側や左ヒザを動かしてダウンスイングの体勢に入る。「ヘッドや手元を先に動かしてしまう切り返しを直してください」と鈴木

クラブと手首をタメた状態からリリースすることで、遠心力や加速力を上げて飛ばそう
これはNG

ヘッドや手元から動かす切り返しは、振り下ろす力に負けて手首が早くほどけてしまう。また、右ヒジを体に引きつける切り返し方も×!体が右に倒れやすくなるので、ヘッドが早く落ちてしまう

レッスン=鈴木貴之
●すずき・たかゆき/1997年生まれ、千葉県出身。エースゴルフクラブ千葉や赤坂で、ビギナーから上級者まで多くのアマチュアを指導。父はプロゴルファーの鈴木亨で、ツアーでキャディを務めることもある。
写真=田中宏幸 協力=日神グループ 平川CC