
「金なら1枚、銀なら5枚…」あのチョコボールでお馴染み“おもちゃのカンヅメ”の開発秘話を担当者に直撃!の画像一覧
きっと誰しも一度は食べたことがある森永製菓の「チョコボール」。このロングセラー商品の醍醐味の一つと言えば、開け口にあるエンゼルマークを探すことではないでしょうか。「金なら1枚、銀なら5枚」このキャッチコピーを知っている人もきっと多いはず。エンゼルを集めると必ずもらえる「おもちゃのカンヅメ」は、永遠の憧れですよね。
さて、そんな「おもちゃのカンヅメ」から、今回新たなカンヅメとして『キョロクレーン缶』が登場するのだとか。第56代目の節目を迎える今、改めてみんなが夢中になる「おもちゃのカンヅメ」の秘密に迫ってみました。
「おもちゃのカンヅメ」開発の裏側に迫る!

森永製菓 菓子マーケティング部 チョコボール担当
中野詩菜さん
今回、「おもちゃのカンヅメ」の開発秘話を教えてくれたのは、この方!
幅広い世代に愛され続ける「おもちゃのカンヅメ」の秘密はもちろん、半世紀に渡るお菓子のマーケティング戦略、キョロちゃんのトリビアなど、チョコボールに関する“あれこれ”をたっぷり伺いました。
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あのエンゼルマークはどうやって生まれたの?
──そもそも最初、このエンゼルマークをつけようと思ったきっかけって何だったんでしょうか。「おもちゃのカンヅメ」を作ることになった経緯を、わかる範囲で教えていただきたいです。

中野さん チョコボールが生まれた1967年当時は、大人向けの板チョコが主流の時代でした。そういう時代に、子供が楽しめるチョコレートを作りたいという想いから、チョコボールが発売されたんですね。子供が楽しめる工夫の一つが、「おもちゃのカンヅメ」です。ちなみに、元からエンゼルマークが付いていたわけではなく、星印だった時代もあります。金なら1枚、銀なら5枚というルールは、発売当初からずっと変わっていません。
──星印も可愛いですね。
中野さん この当たりのマークには、有効期限も特にないので、昔の星印のものを含んだ5枚を送ってくださった方もいました。
──タイムカプセルみたいですごい!