
3月18、19日に東京ドームで6年ぶりに開催された「MLB東京シリーズ」は、昨季のワールドシリーズ王者であるロサンゼルス・ドジャースがシカゴ・カブスに2連勝した。ドジャースの大谷翔平は2試合で3安打3得点を挙げ、打率.375をマーク。第2戦では右中間席に凱旋ホームランを放り込み、球場を熱狂の渦に包んだ。
【動画】お~いお茶、駅の売店、グッズまで大谷、大谷、大谷。海外記者から見た異常な風景
世界一のドジャースには、球界を代表するスーパースターの大谷を筆頭に、山本由伸、佐々木朗希が所属。一方のカブスには今永昇太、鈴木誠也が在籍しており、日本人選手5名が集結した今シリーズのチケットは即完売する大盛況で、日本中から大きな注目が集まった。
なかでも、やはり大谷人気は別格。公式練習からその一挙手一投足を見逃さないよう、スマートフォンで写真や動画を撮影するファンが連日続出した。さらにグラウンド外では、オフィシャルグッズが飛ぶように売れ、伊藤園の「お~いお茶」が大谷の顔をパッケージに描いた『「お~いお茶」大谷翔平ボトル』を3種数量限定で販売するなど、その経済効果は計り知れない。
この異常ともいえる大谷人気をMLB公式サイト『MLB.com』のスペイン語版が注目。公式Xに「ショウヘイ・オオタニが日本ではビッグスターであることを疑っている人がいるかもしれないが、これを見てくれ!それは大きな間違いである」と綴り、球場外の様子をアップした。動画にはコンビニに陳列された「お~いお茶」のペットボトルに始まり、オフィシャルグッズストア、駅の売店に置かれた大谷が表紙のスポーツ雑誌まで、その凄まじい人気を興奮気味に伝えていた。
海外メディアも驚きの声を上げた史上空前の大谷旋風。メジャー公式戦のために来日していたドジャースとカブスは20日未明には、ともにチャーター便で米国に向けてすでに離日した。両チームは帰国後、再びオープン戦を行ない、米国本土での開幕戦に備える。
構成●THE DIGEST編集部
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