少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回紹介するのは、2022年10月にYouTubeで公開されたダイソーのアイテムだけで作る縫わないスマホバッグの動画です。動画は記事執筆時点で、802万回以上再生され、2万6000件を超える高評価を集めています。

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Koimi DIYの部屋」を運営するKoimiさん。100均アイテムや紙袋を使ったDIYを多数紹介しています。

　使用するのはダイソーの牛革。Koimiさんはこれを使って、「縫わずにスマホショルダー作れるのでは？」と思い付きました。今回は横幅7.5センチ、縦幅15.5センチのスマートフォンが入る大きさで作っていきます。

制作スタート

　まずは牛革を3つに分けるように線を引いていきます。この時、右側の3分の1に印を付けておくと位置関係がわかりやすくなるのだとか。スマートフォンを操作するための窓部分は、6.5センチ×15センチの台紙を使ってふちをとり、カッターでくり抜きます。

　窓部分には軟質カードケースを使用していきます。ケースを8センチ×18センチの大きさに切り取り、端をヘアアイロンで接着。間にクッキングシートを挟むと安心してできるそうです。

　カードケースと革は接着剤でくっつけていきます。密着力を高めるため接着部分にサンドペーパーで傷をつけ、接着剤を塗ります。7、8分待ち手に付かないくらいの粘度になったら、ケースと革を接着。この状態でも強力に接着されるため、位置がずれないように注意が必要です。もしずれて接着材がはみ出てしまっても、除光液で落とすことができます。

　次に片面カシメでレザーの2面を留めていきます。印をつけた後、キリや千枚通しで穴を開け、打ち具やペンチでカシメをはめていきます。2つのレザーの間にはDカンを挟みます。

　仕上げに外側となる部分をホックで留めます。こちらも印をつけたら穴をあけ、上下2カ所に取り付け。ケースの内側には、カード収納背面ポケット、ミラーステッカーを取り付け、いよいよ完成です！

完成したスマホショルダーバッグ

　早速スマートフォンを入れて使ってみると、基本の操作は問題なし。音も普通に聞こえ、通話もできるそうです。隣のポケット部分にはちょっとした物も入れられます。Dカンを3カ所につけたおかげで縦持ちにも横持ちにも対応させるすてきなアイデア。縫わないで、こんなにおしゃれなスマホバッグができるなんて驚きですね！

　コメント欄では、「イメージ力がすごいんだよなぁ」「材料がダイソーなのは他でも見掛けるけど工具もほぼダイソーなのが素晴らしい」「発想力、実行力、脱帽です」「縫わずという制限でこれほどオシャレなスマホケースができるとは」などの反響が集まりました。

　動画ではスマホショルダーバッグの他、くりぬいた部分の革でリップケースも制作。詳しい作り方は動画で確認できます。

画像提供：YouTubeチャンネル「Koimi DIYの部屋」

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画像提供：YouTubeチャンネル「Koimi DIYの部屋」

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