
東京駅から新幹線で45分。熱海駅に降り立つと、湿気を多く含んだ海風が頬をやさしくなで、潮の香りがふんわりと鼻をくすぐります。足湯でくつろぐ人々を横目に、温泉街の活気が漂う駅前の人気スポットをしばし散策。その後、迎えの車に乗り込むと、緩やかな坂道を登りながら、市街地を見下ろすように高台へ。リゾート「GLAMPETIT HORIZON」に着くと、まるで別世界に迷い込んだかのような静寂が迎えてくれました。
水平線に溶け込むリビング!海と緑と陽光に包まれた非日常空間
「GLAMPETIT HORIZON」の2階、リビングからの眺望が圧巻

山の中腹にひっそりとたたずむ、一棟貸し・2階建てのプライベートリゾート「GLAMPETIT HORIZON」(グランプティ・ホライゾン)。さっそくメイン空間である2階のリビングに上がると、わが友人、おとな女子5人は同時に「わぁ!」と感嘆の声を上げたまま息を飲み込み、しばらく言葉を失ってしまいました。
目の前に広がるのは巨大なガラス張りのリビング。その向こうには藍色に広がる相模湾が一望できます。手前には桃や梅のピンク色がまだらに混ざり合った新緑の林、その先にキラキラと輝く海原、そして遠くには初島が霞んで見えます。
絶景を眺めながら深呼吸。横一線に伸びる水平線にうっとり。

なんとも優雅で広大な、海と空のパノラマビュー。夕陽が水平線にゆっくりと沈んでいく様子を、リビングのソファに腰掛けながらみんなで静かに眺めていると、自然に私たちの心は開放されていきます。
さっそくシャンパンを開ける女子、生ビールタンクを自分でサーバーに設置して乾杯する女子。夕飯の準備以外はバトラーたちは常駐していないので、気兼ねなく冷蔵庫から好みのドリンクを開けて自由にくつろげます。今回は日本酒も持参しました。
リビングの横には和室。お風呂上がりに大の字で横になれちゃう♪

開放的なリビングの横には、木の温もりが感じられる和室も隣接。壁一面の窓は、まるで額縁に入れられた一枚の絵のよう。翌朝、目覚めた瞬間に広がる景色を想像するだけで心が躍ります。
「まるで宙に浮いているみたい。ラピュタの世界かな…」。そう目を細めながらつぶやき、再びグラスを傾けてみんなで乾杯!満面の笑みがこぼれます。
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温泉と夜空の饗宴、金目鯛のしゃぶしゃぶににんまりと舌鼓
プライベート風呂は保湿性の高い熱海温泉を使用

キッチンや寝室をひと通りスマホ撮影した後、さっそく1階の温泉風呂へ。1200年以上もの長い歴史がある熱海温泉の湯をはった風呂が設えられています。ちゃぷりと静かに湯につかると、全身がふわりと解けるような感覚に‥。ナトリウムやカルシウムが豊富に含まれた温泉ならではのしっとり感。美肌になりそうな予感!
洗面台のアメニティやタオルは豊富にそろっていて、ソープや化粧水などはオーガニック・グリーンの木漏れ日を連想させる香りが漂います。部屋着はゆったりしたユニセックス・タイプで、体形を気にせずくつろげます。
シャンパングラスを片手に屋外テラスから夕陽が沈むのを眺める

昼間の輝く青い海とは違い、夜になると漆黒の海が静かに広がります。逆に空には無数の星が瞬き、時折、流れ星までも。「このまま時間が止まればいいのに…」。くつろぎのある優雅で穏やかな夜。
「金目鯛のしゃぶしゃぶ」は野菜もたっぷりでヘルシー

風呂後、空腹になった私たちは夕食の準備に取りかかりました。夕食も朝食も、基本的には自分たちで調理できるスタイル。メイン料理は3種類から人数に応じて選べます。私たちはメインを2種、選べました。「金目鯛のしゃぶしゃぶ」と「BBQ」を事前にセレクト。他に「手巻き寿司」もあるようです。
持ち込んだ日本酒。熱海駅のお土産店で購入したもの

和風だしの入った鍋でしゃぶしゃぶした金目鯛は、脂がのっていてうまみが濃厚。玉ねぎや青ネギも一緒に味わうと、ふんわりと甘味が広がり、熱海駅で購入して持ち込んだ地酒「喜平」や「伊豆自慢」とよく合います。