
【モデルプレス=2025/03/23】俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時~※25分拡大)の最終話が、23日に放送された。千木良役の高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)の演技に反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
◆松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」を中心に物語が展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に1人の官僚教師・御上孝(松坂)と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーとなる。
第9話では、生徒・千木良が不正入学者の1人であることが明らかになった。
◆千木良(高石あかり)が涙
千木良は自分が不正入学であることを知っており、誰よりも勉学に励むが自分を受け入れられず罪悪感に押しつぶされそうになっていた。しかし、妹をはじめ他の在校生の影響を考え真実を言い出すこともできなかった。
そこで御上は、大人たちが、自分たちの利権欲しさに踏み躙ってきた子供たちの未来を取り戻すべく、生徒たちと考えることに。御上の言葉に心を動かされた千木良は、クラスメイトに父の犯した罪を打ち明け「苦しいよ…。この話をしているこの瞬間も家族を売っているっていう罪悪感で消えてなくなりたい。辛すぎて…息ができない…」と呼吸が乱れていく。
すると親友の椎葉(吉柳咲良)が千木良の手を握り寄り添ったことで、落ち着きを取り戻した千木良は「でも私のためにこの事実を揉み消されても同じだけ苦しいのもわかってる。逃げ場なんてない。だとしたら逃げないしかない」と再び話し始め、「私にはできないことをやって。報道はなにかってことだけ考えて」と生徒・神崎(奥平大兼)へ世間に公表することを託す。
そして千木良は、みんなと一緒に卒業しないことを決意。「大学、自分の力で合格して、みんなと、椎葉と正々堂々同期になりたいです」と言い、笑顔を見せた。
千木良のシーンに、視聴者からは「あかりちゃんの演技に圧倒された」「息遣いがリアルすぎる」「末恐ろしい」「今までセリフがほとんどなかったけど、それが全部ここに生きてる」「画面越しにただならぬ緊張感が伝わる」と称賛の声が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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