古いシャツの袖とポケットを外し、ミシンで縫って…… “大変身”したアイテムに「傑作です!」「やってみます」【海外】

 古着からDIYでトートバッグを作るリサイクル動画がYouTubeで話題を呼び、記事執筆時点で18万回以上再生されています。

投稿者は、韓国の元ファッションデザイナー

 この動画を投稿したのは、韓国のファッションブランドにデザイナーとして20年ほど勤務していたというキムさん。今回キムさんが投稿したのは、古着のシャツをリサイクルして、バルーントートバッグを作るという動画。

リサイクルDIY! 古着のシャツからトートバッグ

 まずは長袖シャツの両腕部分と襟の部分を裁縫バサミで切り落とし、ベストのような形を作っていきます。そして肩の部分と両脇部分を切り離し、胸ポケットを取り外すと、上着のボタンを全て外して縫い合わせ、比較的大き目の2枚の布を作りだしました。

電動ミシンでトートバッグを縫製

 そして、そこから44センチ×34センチ角の四角い布を2枚切り出すと、それらを上下に重ね合わせます。その上側の両端を5センチ角で切り取ると、真ん中から2つ折りにしてアイロンをかけて型をつけ、下側に3センチ、2センチ、3センチ、2センチの位置に印をつけて“プリーツ”を作り、電動ミシンで縫っていきます。

 こうして作った「表地」を再び真ん中から2つに折って、今度は袋の内側になる「裏地」にするための別の布地にも、同じ形に印をつけて切り出していきます。

 次に切り出した表地の余った部分から、プリーツ部分の「トップ」となる32センチ×7センチの長方形の生地を合計4枚切り出すと、これらにも別の生地から同じサイズの裏地を切り出してそれぞれを合わせ、アイロンをかけます。先ほど作った袋のプリーツ側に仮止めしてから、上から1センチの部分を電動ミシンで縫い付けていきます。

 あとは、余った「表地」の生地から47センチ×8センチ角の細長い布を切り出して、折り込みながらミシンで縫って、トートバッグの「取っ手部分」を作成すると、先ほど作ったプリーツスカートのようなトートバッグの本体上部に取っ手を仮止めしてから縫い付けます。全体が1つになるように裏側から1つに縫い付けてから裏返していき、先ほど切り出しておいたポケットを再利用して縫い付けた「バッグの裏地部分」とを1つに縫いあわせてから再度裏返して、留め金を付ければかわいいバルーントートバッグの完成です。

「軽くてすてきなトートバッグが完成しましたね!」

 この動画のコメント欄では、「とっても美しくクリエイティブです! 」「プリーツがとってもすてきな、広々としたバッグ」「とってもかわいいデザインで毎回私を驚かせてくれます」「超大好き!」といった世界中の人たちの言語で、多くの称賛の声が寄せられています。

 キムさんはこのほかにもリサイクルバッグや小物を作る様子をYouTubeチャンネル「don kim(@donkim3917)」に投稿しています。

「DIY!着ないズボンで「名品バッグ」を作ろう!/ドットジップトートバッグ」
「DIY!古いジーンズが「天の川」に生まれ変わりました」

画像引用:YouTubeチャンネル「don kim」(@donkim3917)