【DRAGONGATE】L・I・JトリオがZ-Bratsに快勝 鷹木がシュンに新日本参戦を提案 「決着つけようじゃねえか」

『シュン・スカイウォーカー プロデュース大会 SSWQUEST IV〜導かれしZたち〜』新宿FACE(2024年3月24日)
○BUSHI&鷹木信悟&高橋ヒロムvs箕浦康太&帆希&シュン・スカイウォーカー×

 鷹木&ヒロム&BUSHIのL・I・Jトリオがシュンプロデュース興行でZ-Bratsに快勝。鷹木はシュンに新日本参戦を呼びかけつつ、「いつでもやってやるぜ。DRAGONGATEのリングだろうが、新日本のリングだろうが、決着つけようじゃないか」と呼びかけた。

 この日、プロデューサー・シュンの“正体”を受け、鷹木&ヒロム&BUSHIのL・I・Jトリオが参戦。シュン&箕浦&帆希のZ-Bratsトリオと対戦した。

 シュンから「僕と戦うことから逃げ続けている男」と挑発された鷹木は序盤からシュン相手にタックル合戦の真っ向勝負を展開。場外戦でもエルボー合戦、逆水平合戦、頭突き合戦で激しくやり合った。ヒロムは箕浦相手に激しい逆水平合戦で火花。BUSHIのブレーンバスターとヒロムのパワーボムの合体技も決まった。

 終盤にはヒロムのトラースキック、BUSHIのバッククラッカー、鷹木のパンピングボンバーがシュンに立て続けにさく裂。鷹木はMADE IN JAPANで攻め込んだ。意地のシュンがエルボー合戦に持ち込んでもワンツーエルボーで押し込んだが、BUSHIのブラックミストが誤爆。シュンのブラスターでニアフォールに追い込まれたが、箕浦の凶器攻撃をシュンに縛させると、BUSHIがブシロールでシュンを丸め込んで3カウントを奪った。

 L・I・JトリオがZ-Bratsに快勝。試合後、BUSHIは「こんないい興行だったら、また第2弾、第3弾、続いてもいいんじゃねえか? 俺はそう思うぞ」とシュンにメッセージを送り、「今日はこのシュン・スカイウォーカーから俺が3カウント獲った。この先どうなるかわかんないよ。DRAGONGATEのリング、新日本のリングどうなるかわからない。だから、そこのことだけはしっかり覚えといてくださいよ、DRAGONGATEさん」と続きをアピール。ヒロムはバックステージで「SSWをやっぱ6人タッグじゃ交わることができなかったんで、次はぜひシングルマッチの方をよろしくお願いします。楽しみにしてますね」とこちらもネクストをアピールした。

 そして鷹木はシュンから「偉そうにお前が講釈垂れようがな、『SSWQUEST IV〜導かれしZたち〜』、鷹木信悟はシュン・スカイウォーカーを倒すことができなかった! このクエストは失敗だ!」と言い放たれた。それでも久々の対戦となったシュンを「約6年ぶり? 7年ぶり? 面白かったよ。なんだかお前と試合してて思ったのが、似てるのがKONOSUKE TAKESHITAみたいな、ああいうインパクトがあるな」と評価。「あいつがな、このSSWがなくならないんだったら、また可能性あるんじゃないの。何だったら新日本のリングに上がっていいんだ。新日本の若いヤツら、同世代のイキのいいのいっぱいいるから、シュンが新日本に来たって面白くなると思うよ」と提案した。

 もちろん、このまま終わるつもりはなく、「ただ、お前が俺の首を狙ってるんだったら、またSSWに呼んでくれよ」と要求。「俺はまだお前の上にいると思ってる。いつでもやってやるぜ。DRAGONGATEのリングだろうが、新日本のリングだろうが、決着つけようじゃないか」と再戦を受けて立つ構えをみせた。

【試合後の鷹木&ヒロム&BUSHI】

▼鷹木「(毒霧が)いい匂いしたな、ちょっと」

▼BUSHI「よけると思ったんだけど」

▼鷹木「いやいや、目が…片目が生きてる、何とか」

▼ヒロム「でも勝ったから。鷹木さんが犠牲になったから勝った」

▼鷹木「俺の犠牲のおかげってことか」

▼BUSHI「それぐらいのリスクはね」

▼鷹木「さすがDRAGONGATEのノータッチルールで最後やばって思ったけど、やってくれた」

▼ヒロム「難しかったですね」

▼鷹木「最後、BUSHIでしょ?」

▼ヒロム「BUSHIさんが獲りましたよ。さすが素晴らしかったです。新日本プロレスの太陽って呼ばれたような気がするけど、聞いたことあるなって」

▼鷹木「太陽は俺も好きだけど」

▼ヒロム「SSWをやっぱ6人タッグじゃ交わることができなかったんで、次はぜひシングルマッチの方をよろしくお願いします。楽しみにしてますね。それでは僕は先に帰ります」

▼BUSHI「今日はさ、シュンの特別興行だったかもしれないけど、そこでうれしいニュースと言えばドラゴン・キッドが帰ってきたという。俺はやっぱりドラゴン・キッド、K-ness.がDRAGONGATEの中で好きなマスクマン。だから今日(オーバーマスクのデザインに)チョイスしたんだけどね。次回ウルティモ・ドラゴン、触っていいのかわからないけど。それにしても組んでも戦っても面白い。この先、DRAGONGATEをきっと引っ張っていくであろうシュン・スカイウォーカー、あいつと次、絡めるのいつなのか楽しみにしてるよ」

▼鷹木「いやあ、SSWだかFMWだか知らねえけど、面白かったよ。おいおいおい、なんだ? あの若造のあんちゃん。帆希か。いいな。日本男児らしい名前だ。名前が気に入ったよ。だが、まだまだだよ。ここ(ハート)が伴ってねえ。見た目はいいかもしんねえけどな。またあいつが成長したら…おっと、こんなこと言ったらシュンみたいにつけ回される可能性あるからな。帆希は帆希で置いといて、シュン・スカイウォーカー、約6年ぶり? 7年ぶり? 面白かったよ。なんだかお前と試合してて思ったのが、似てるのがKONOSUKE TAKESHITAみたいな、ああいうインパクトがあるな。あいつがな、このSSWがなくならないんだったら、また可能性あるんじゃないの。何だったら新日本のリングに上がっていいんだ。新日本の若いヤツら、同世代のイキのいいのいっぱいいるから、シュンが新日本に来たって面白くなると思うよ。ただ、お前が俺の首を狙ってるんだったら、またSSWに呼んでくれよ。なあ、俺が言ってるんじゃないぞ。BBMが言ってんだ。ベースボールマガジン社が『新日本プロレス、DRAGONGATEで頂点に立つ』と言ってんだ。マスコミが言ってるんだから間違いない。俺はまだお前の上にいると思ってる。いつでもやってやるぜ。DRAGONGATEのリングだろうが、新日本のリングだろうが、決着つけようじゃないか。それからおい、さっきリング上で言ったけど、B×Bハルク! おかしいだろ。20周年記念の試合でなぜ俺を呼ばない? 戸澤はわかるよ。海外にいるから。俺は待ってたぜ。最後のX、俺じゃねえか、俺じゃねえかって何度もスマホ見たけど、最後まで俺は来なかった。寂しかったなあ。それでもDRAGONGATE、またあんだろ? お前らよく聞け! SSWは絶対潰さん!」