【F1】角田裕毅のレッドブル行きは確定か。 海外複数メディアが幹部ミーティングで交代を決定と報道。ホンダの「熱烈なサポート」が後押しに?

 F1レッドブルが次戦日本GPからリアム・ローソンに代えて角田裕毅(レーシングブルズ)を起用することを決定したと現地3月25日、仏放送局『CANAL+』など複数メディアが報じた。

【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン 英専門メディア『PlanetF1』は今回の交代劇の事情に詳しい関係者からの情報として、ローソンと角田の交代決定を報道。同日にレッドブルの大株主チャレーム・ヨービディヤ氏が居を構えるドバイで行なわれた幹部ミーティングで決断が下されたとしており、正式発表は今週後半が予定されているとのことだ。

 また、英専門メディア『The Race』は今回の昇格の背景にはホンダの影響もあるといい、「最終的に角田にトップチームでのチャンスを与えるには、レッドブルのエンジンパートナーであるホンダからの熱烈なサポートが必要で、ホンダは財政的な支援をする可能性が高い」と説明。ホンダは来季からアストンマーティンにPU供給を行なうにもかかわらず、角田のレッドブルでの道を切り開くことに「熱心だ」とした。

 加えて同メディアはローソンがレーシングブルズに復帰するとし、一部報道で上がっていた、アルピーヌのリザーブドライバー、フランコ・コラピントの起用は実現しないとの見方を示した。

 同メディアの予想通りに進めば、角田のレッドブルでのデビューは、レースウィークの水曜日に東京・お台場で予定されているショーラン「Red Bull Showrun × Powered by Honda」。チームからの正式発表が待たれる。

構成●THE DIGEST編集部
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