25日深夜放送『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日系)にパンサー・向井慧が出演。

一部のお笑いファンから熱烈な支持を得る「ラジオスター」と評される芸人たちに厳しい本音をぶつけた。

■ゲスト・向井の毒出しノート

ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶが本音トークを展開する同番組。

オンラインカジノ騒動の余波で出演を見合わせている久保田の代打MCに吉住、ゲストに向井を迎えた今回。向井が20年にわたり心中を書き留めてきた「毒出しノート」を3人で確認、向井の心の闇に向き合っていく。

関連記事:ンサー向井慧、川島明のまさかのフォローに困惑 「あんなパターン聞いてない」

■ラジオ界隈へ本音「お前は違うだろ」

ラジオ界隈への本音として、「昨今、簡単にラジオスターが誕生しすぎている。別に本数やってるやつが偉いとは思わないけど、お前は違うだろというやつが多すぎる」と向井は言及する。

帯番組も含めて4本のラジオ番組レギュラーを抱える向井だが、「俺自身もラジオスターって言われたらやっぱ『いやいやいや』ってなるのよ」と違和感を覚えると主張。自分でさえそうなのに、「1本くらいしかやってないやつが、『令和のラジオスターです』って言われたときに、『うっす』みたいな顔してるのが許せない」と怒りを爆発させる。

関連記事:パンサー向井慧、後輩芸人らに不満ぶつけられ赤面 「それ言うのなしだろ」

■井口も辛辣持論「ラジオなんか誰でも…」

ラジオスターの定義が、テレビやネタでも活躍したうえで「ラジオを軸にする」芸能人だと向井は分析。「でも言われてるやつを見ると、俺も含めてだけどラジオしかギリできなかったやつとか」と自身も含め、ラジオでしか活躍できなかった芸能人がラジオスターと呼ばれがちだと主張した。

ここで井口も追従。若手芸人がテレビで活躍できなかった際、SNSでファンが「ラジオ聞いてみて。ラジオだとめっちゃおもしろいから」とフォローしていると触れ、「ラジオなんか誰でもおもしろいよ、そんなもん。自由にしゃべれるんだから30分1時間」と一蹴する。

多くの芸人がしのぎを削るテレビ番組と1人で自由に話せるラジオは別物だと力説する井口に、向井も「これ本当にそうなんだよ」「超絶ラジオマジックってあって」と賛同していた。

関連記事:パンサー向井慧、LINEの“ある機能”に怒り 「何してくれてんだと」便利すぎるゆえに…

■じゃないほう支持に…

「(コンビの)じゃないほうを平気で褒めときゃいい」とのラジオにありがちな風潮にも井口は苦言を呈す。「そんなわけないだろバカ、じゃないほうなんかしょせんじゃないほうだろ」「テレビで通用してないやつがラジオで伸び伸び、ただしゃべってるだけ」と不満をあらわにしていた。

ラジオ界隈で活躍するラジオスターと呼ばれる芸人・芸能人に対して怒りすら漂わせた井口と向井。視聴者も「支持者しか聞いてないからいい気分なんだろ」「超絶ラジオマジック!」と2人の熱弁を楽しんでいる。

(文/Sirabee 編集部・サバマサシ