急浮上した日本代表DFのセリエA強豪移籍は実現するのか。イタリア人記者が見解「火がつくことは…」

 2年前にセリエAで優勝したナポリが、サウサンプトンに所属する日本代表の菅原由勢に関心を寄せていると報じられた。ただ、イタリアの記者によると、移籍は現実的ではないという。

 菅原は今季、AZからサウサンプトンに移籍。だが、チームはプレミアリーグで最下位に沈んでいる。残り9試合で残留ラインとは17ポイント差。2部降格が現実的だ。チームに残れば、プレミアリーグでの挑戦が1年でいったん終わることとなる。去就が気になるところだ。

 そこで浮上したのが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者の投稿だ。菅原を「今夏注目のひとり」と評し、ナポリが右SB候補のショートリストに加えたと報じた。

 しかし、同じイタリア人のアルフレード・ペドゥッラー記者は、自身のサイトで「優先ではなく、火がつくことはないようだ」と報道。現時点で日本代表DFはナポリにとって有力な候補ではないと主張している。

「スガワラはナポリにとって新たな名前ではない。(昨年夏に調査したが本格的ではなく)そこで終わった。今日の時点で戻るとは考えにくい」

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 2022-23シーズンのセリエAで優勝した際、韓国代表のキム・ミンジェがブレイクしたことで、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がアジア市場への関心を公言したのは記憶に新しい。

 キムをバイエルンに高額で売却した同会長は、代わりのアジア人選手獲得に前向きで、特に日本人選手への興味を隠していなかった。ただ、様々な名前が候補にあがったものの、最終的には実現していない。

 ワールドカップにつながるシーズンとなる来季、菅原はどこで戦うことになるのか。ナポリはその候補になり得るのか。進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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