
出場機会が限られても、リバプールで一定の評価を得ている。だがやはり、先発出場のチャンスがなければ、去就が取りざたされるのは当然だ。日本代表キャプテンとあれば、なおさらだろう。
遠藤航には複数のクラブが関心を寄せていると言われる。日本人選手と縁の深いセルティックや、プレミアリーグのウォルバーハンプトン、フルアム、イプスウィッチといったクラブだ。フランクフルトの注目でブンデスリーガ復帰の可能性もうわさになった。
名前があがったクラブのひとつが、イタリアの名門ミランだ。報道を受け、イタリアのメディア『MilanoSportiva』は3月24日、「日本人MFはミランにとって堅実な選択肢だ」と報じている。
「セリエAでも欧州でも高いレベルで競うべく、ミランはまさに中盤の強化を目指している。エンドウの国際経験、中盤の複数のポジションをこなせる力、そしてダイナミックなプレースタイルは、まさしくミランが未来の挑戦に臨むために必要とするものかもしれない。以前から中盤にフィジカルとクオリティをもたらせる選手を探しているミランのエンドウに対する関心はサプライズではない」
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「ミランにとって、エンドウのような選手の獲得は、最も脆いゾーンのひとつを強化するための戦略的な動きであり、彼をミラノに連れてくることができれば、サポーターからの支持を必ず得られるだろう。競争が日に日に増していくなか、来季どこでプレーするかのエンドウの決断は、この夏のマーケットで最も注目のひとつとなるだろう」
今季のミランは成績不振で年末にパウロ・フォンセカ前監督を解任。後任のセルジオ・コンセイソンの下でスーペルコッパを制したが、チャンピオンズリーグでベスト16を逃し、リーグ戦でも9位と苦戦中で、来季は再び指揮官が変わると言われている。
北中米ワールドカップにつながる大事な来季、遠藤はどの地でプレーしているのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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