
40代主婦がキッチン周りを“全出し”して片付ける様子がYouTubeに投稿されました。参考になるアイデアとやる気をもらえる動画は、記事執筆時点で2万回再生を突破しています。
重要な「ゾーン分け」
動画を投稿したのは、8歳と6歳のお子さんを育てる43歳主婦・オカー(@okawokoeyukouyo)さん。主に家事や片付けの様子を発信しており、以前には娘さんが家に友達を連れてくることになり、急いでリビングのリフォームに取り掛かる動画が話題になりました(関連記事)。
今回は、キッチンの物を全部出した状態から片付けがスタート。まずは空っぽになった収納スペースをきれいに掃除してから、ずらっとテーブルの上などに並べたアイテムから不要品をピックアップしていきます。
水がたまった除湿剤、賞味期限切れの飲み物、さらに前回片付けたときから使っていない物を処分しました。そうしたら今度は、残す物を「食器」「食品」「調理道具」「掃除用品」「夫の酒」という5つにざっくりとジャンル分けしてまとめていきます。
そして重要になるのが、物を収納に戻す前のゾーン分け。「食卓」「コンロ」「調理」「シンク」と4つの収納ゾーンを意識しながら物を整理することで、日々の炊事・食事がより快適になることを目指します。物をゾーン分けすると、調理ゾーンの物が多すぎるといったことも見えてくるのが良いですね。
紙パックが整理整頓で活躍
収納に戻す際は、優先度の高い物からどんどん仮で収納していき、問題が発生したら考えるという順番で進めています。
アイテムの整理整頓で活躍したのは、使用後に洗って切り開いておいた紙パック。切って折り曲げたりすることでケース内の仕切りとして活用していて、後日に不要だと分かったら処分できるのもメリットに挙げています。また、余ったクリアファイルを使うのもおすすめしていました。気軽に試せる良いアイデア!
ちなみに元のゾーン分けで決めた収納スペースに入り切らない場合は、優先順位の低い物をそのゾーンから近い収納に散らして戻しています。
そして、片付け前後を比較すると……。引き出し収納は、手前に使用頻度が高い“1軍”アイテムを、奥に2軍、3軍を収納して使いやすく変えています。砂糖や塩といった調味料は、フタ上にラベリングして取り間違いを防止しました。
これまでキッチン最奥のコンロ下に入れていたホットプレートなどの「卓上で使う重い調理器具」は、食卓に近い場所に定位置を変更することで今後の負担をなるべく楽に。また、シンク下のスペースは滑り止めと突っ張り棒、余った棚板を活用することで収納を2段に増やし、取り出しやすい上段にシンクで使うアイテムをまとめました。
なんと次の日……
動画では、コンロ下や頭上の収納、キッチン背面の収納のビフォーアフターも見ることができます。なお、ラストには次の日の様子が。片付けたはずの物がいろんな場所に散らばっているという“あるある”なオチも……。
アイデア満載の片付け術に、コメント欄では「見応えがあってとても面白かった」「スッキリしましたね」「控え目に言って天才か?」「全出しした物をみてそんなに物入るんだ?!って思いました笑」「家族の使いやすさも含めてエリアを決め、新たに収納用品買い足すことなくある物で工夫してるのが共感と尊敬です」といった声が寄せられています。
YouTubeチャンネル「オカー」では片付け動画以外にも、2人の子どもを持つ夫婦の生活費を公開する動画や節約チャレンジの結果などを公開中。X(@t2gtpkBun8H1NJF)でも情報を発信しています。
「オカー」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「オカー」