【武豊日記】オリビエ・ペリエさんが、栗東トレセンを訪問

 昨年現役を引退したオリビエ・ペリエさんが、栗東トレセンを訪問。野球で言えば野茂英雄さんのような存在で、いまでは当たり前になった短期免許で活躍する外国人騎手ですが、オリビエはまさにその先駆者でした。彼が武邦厩舎所属でやってきたのが21歳のとき。「52歳になったよ。ユタカは?」と聞かれて、あれが30年も前だったことに気がつきました。

 今回の訪日は「桜を見たいと思ったから」だそうです。えっ?と思いますが、短期免許で年に3ヶ月しかいなかったのがオリビエで、日本の桜の盛りは目にしていなかったのだとか。欧州にももちろん桜はありますが、ニッポンの桜の魅力にはかなわないそうです。そう言ってもらえるのもうれしいですね。

【武豊日記】世界一のベースボールを堪能してまいりました

伏兵的存在でG1参戦

 今週末は、土曜阪神、日曜中京という騎乗予定。高松宮記念のカンチェンジュンガはあくまでも伏兵的な存在ですが、土曜の毎日杯で騎乗するネブラディスクは、キャリアの浅さが逆に楽しみ。現状でボク自身の皐月賞の騎乗馬が確保できていないので、そういう意味でも頑張ってもらいたいところです。