ド軍ロバーツ監督が大谷翔平に期待するのは18~20先発だが... 米メディアも拭いきれない“怪我への不安”を指摘

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、2025年に投手としてマウンドに復帰することへの期待が高まっている。ドジャースは、今オフにブレイク・スネル、佐々木朗希、タナー・スコットといった強力な投手を獲得し、投手陣を大幅に強化したが、デーブ・ロバーツ監督もやはり大谷には大きな期待を寄せているようだ。

 現地26日、米メディア『FANSIDED』は、MLB公式サイト『MLB.com』のアンドレス・ソト記者の情報として、ロバーツ監督は、大谷に18回から20回の先発を期待していると報じた。大谷は、過去にサイ・ヤング賞に匹敵する投球を見せており、通算成績は38勝19敗、防御率3.01、608奪三振を記録している。
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  しかし、同メディアは、過去に複数回の腕の怪我を経験している大谷が、再び投手として活躍することにはリスクも伴うとし、大谷自身が「これ以上腕を怪我するようなことがあれば、打者に専念する可能性を公言している」ことを指摘する。

 大谷は昨シーズン、右肘の手術の影響で打者に専念し、ナショナル・リーグMVPを獲得する活躍を見せた。打率.310、54本塁打、130打点という数字に加え、59盗塁も記録し、その身体能力の高さを改めて証明しているだけに、球界から打者に専念することを推す声も少なからず聞こえてくる。

 ロバーツ監督の期待が、大谷の二刀流復活を後押しするのか、それとも再び怪我に苦しむことになるのか。25年も大谷から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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