【首都圏版】「防災の評価が高い沿線」ランキング! 第2位は「小田急多摩線(新百合ヶ丘〜唐木田)」、第1位は?

 今後30年間に70%の確率で起こるといわれている首都直下地震。近年はほかにも、台風などによる水害も起こっており、生活するエリアを考える上でハザードマップなどを参考にする人も多いかもしれません。

 大東建託では、首都圏の117沿線に居住する人を対象に居住満足度調査を実施し、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2024<首都圏版>」として発表しました。

 今回はその中から「防災の評価が高い沿線」のランキングを紹介します。首都圏にある117沿線のうち、多くの人が「防災の評価が高い」とした沿線ははどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

(出典元:いい部屋ネット「街の住みここち沿線ランキング2024<首都圏版>」発表 | 大東建託のプレスリリース)

第2位:小田急多摩線(新百合ヶ丘〜唐木田)

 第2位は、「小田急多摩線(新百合ヶ丘〜唐木田)」でした。神奈川県川崎市にある新百合ヶ丘駅と、東京都多摩市にある唐木田駅を結ぶ路線です。

 沿線に、多摩ニュータウンが立地する小田急多摩線。1974年に小田急永山駅までが開業し、その後、1990年に唐木田駅までの区間が開業しました。多摩ニュータウンは、2022年時点で約22万人が居住しており、緑豊かな街である一方で、商業・業務施設や教育施設が多く立地するエリアとしても知られています。東京都によれば、多摩東部直下地震及び立川断層帯地震による被害想定は、都内の他の地域と比較して低く、強固な地盤を有していることが分かっており、そうしたことからも支持を集めたようです。

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第1位:北総線(新鎌ヶ谷〜印旛日本医大)

 第1位は、「北総線(新鎌ヶ谷〜印旛日本医大)」でした。千葉県鎌ケ谷市にある新鎌ヶ谷駅と、千葉県印西市にある印旛日本医大駅の間のエリアです。

 エリア内には千葉ニュータウンが立地し、新鎌ヶ谷駅では東武アーバンパークラインや新京成線に乗り換えができるほか、成田空港方面へのアクセスにも優れています。開発開始から半世紀以上が経つ千葉ニュータウンは近年も人気が高く、その一因となっているのが地盤の強さなのだそうです。千葉ニュータウンがある北総台地は地盤が強固で地震に強いといわれており、そうしたことが支持を集めた要因であるかもしれません。