
今田美桜 (C)週刊実話Web
橋本環奈主演の『おむすび』が大コケしただけに、そのプレッシャーは並大抵ではない?
「すでに、NHK局内では“なかったこと”になっているようです」(芸能プロダクション関係者)
3月31日にスタートする2025年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』のヒロイン・今田美桜(1997年3月5日生まれ・28歳)は、前作の主役・橋本を強烈に意識しているという。
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「同郷(福岡県福岡市)ですし、同じようなプロセスを経て“東上”してきた2歳下の橋本には負けられません。『おむすび』は、2009年度後期『ウェルかめ』(倉科カナ主演)の全話平均世帯視聴率13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を下回ると思われます。つまり、ワースト記録更新になる。NHKが“なかったこと”にしたい気持ちはよく分かります。反対に今田は精神的に余裕を持って役に打ち込めます。少なくとも視聴率13.5%取れば“今田の勝ち”となるのですから」(芸能ライター・小松立志氏)
『あんぱん』は、マンガ『それいけ!アンパンマン』を生み出した漫画家で詩人でもあった、やなせたかし氏(柳瀬嵩)と妻・小松暢さんをモデルにした物語。
「朝田のぶを今田が、嵩を北村匠海が演じます」(NHK関係者)
ストーリーはこうだ。
のぶは子供の頃からハチキン(土佐弁で男勝り)と呼ばれ、度胸と行動力で引っ込み思案の嵩を励まし、時にビンタを喰らわし、夫婦になってからは暮らしも支えて人気漫画家に押し上げていく…。
今回、東京放送局制作の朝ドラとしては、2018年『半分、青い。』の永野芽郁以来、7年ぶりのオーディションを行い、今田は応募者3365人の中からヒロインを勝ち取った。
「とはいえ、橋本から今田へのリレーですからね。NHKに何かしらの意図が働いたのは明らかだと思います」(前出・芸能プロダクション関係者)
3月19日に橋本からのバトンタッチセレモニーに臨んだ今田にとって心強いデータもある。
「著名人の妻がヒロインとなった朝ドラは、押しなべて好評でした」(前出・NHK関係者)
まず作詞家・なかにし礼の『てるてる家族』(2003年)、漫画家・水木しげるの『ゲゲゲの女房』(2010年)、日本のウィスキー製造の草分け的存在・竹鶴政孝の『マッサン』(2014年)、インスタントラーメンの開発者・安藤百福の『まんぷく』(2018年)などがそうだった。
「さらに、『あんぱん』の次の『ばけばけ』(髙石あかり主演)も作家・小泉八雲の女房が主人公。今田もぜひ、この流れに乗りたいと考えているはずです」(同)
今田美桜の福岡時代のキャッチコピーは?
すでに、収録は始まっている。
「舞台となっている高知県でクランクインしました。彼女のお人形さんのようなルックスと、いつも潤んでいる大きな瞳に、おやじスタッフたちはウットリしているそうです」(ドラマ関係者)
先日開かれた第1週試写会に北村と出席した今田は、「夫婦の可愛らしさが出ている私の大好きなシーンです」と夫婦愛を猛烈にアピールしてみせた。
「第1回で、2人がいきなり50代の老けメイクで登場するシーンがあるんです。ま、“超カワイイ50代”にしか見えませんけどね」(テレビライター)
今田は高校2年生のころ、地元・博多の天神でスカウトされ、モデル事務所に所属した。
そして、2015年に女優デビューし、2016年8月に上京。以降、映画・ドラマ・CMなどマルチな活躍を見せ、2022年には『悪(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)で、ドラマ初主演を果たしている。
「福岡時代のキャッチコピーは『福岡で一番かわいい女の子』でした。確かに、目がクリクリッとした本当にカワイイ子でした」(モデル関係者)
そこで気になるのは、今田の男関係だ。2年ほど前のバラエティー番組内で突如、「彼氏、ずっといました」と告白したが…。
「といっても、これは上京前の福岡時代の話です。今はずっと“空き家”ではないでしょうか。第一、ここでスキャンダルでも起こして朝ドラ降板になったら、元も子もありません。NHKサイドも橋本環奈の“文春砲(男・パワハラ問題)炸裂”の二の舞いは御免とばかりに、今田側に注意を促しているかもしれませんよ」(テレビ局関係者)
そんな今田は『ミスタードーナツ』の新ブランドアンバサダーに就任。
発表会見では、「青春の思い出に必ずミスタードーナツがありました。学校の帰り道に商業施設に寄って、プリクラを撮り、いろんな種類のドーナツをみんなでシェアして食べたりしていました」とドーナツ好きであることを吐露した。
「CM撮影でも食べすぎてNGを出してしまったというくらいです。男よりむしろ体形維持に注意を払うのは“いまだ”でしょうね」(スポーツ紙記者)
ともあれ、2021年の『おかえりモネ』以来2度目の朝ドラ出演。それも初主演の今田を隅から隅までずずずい~っと美桜ではないか。
「週刊実話」4月10日号より内容を一部変更