
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1日本GPで使用する特別デザインのヘルメットを公開した。
昨年から春開催となった日本GP。昨年は舞台となる鈴鹿サーキットにある桜がF1サーカスを出迎え、今年もちょうど開催時期に満開を迎えると言われている。
それに合わせてフェルスタッペンは日本GP特別ヘルメットで、日本国旗を思わせるホワイトとレッドを基調色として選択。頭頂部にはおなじみのライオンが描かれ、背面には桜のデザインがあしらわれた。
今年は一時代を築いてきたレッドブルとホンダのパートナーシップ最終年。この間に4度の世界チャンピオンとなったフェルスタッペンには、象徴的なホワイトとレッドのカラーリングで、共に戦ってきたホンダへのトリビュートを“お膝元”の鈴鹿で示すという意図もあるだろう。
既にフェルスタッペンの日本GP特別デザインは多くの反響を呼んでおり、一部のファンからは「フルホワイトカラーリングをお願い!」と、レッドブルが2021年トルコGPのようなホワイトのカラーリングをマシンに起用することを願う声も挙がっている。
なおレッドブルは日本GPに向けて、フェルスタッペンのチームメイトを務めてきたリアム・ローソンを姉妹チームのレーシングブルズに降格させ、角田裕毅を起用することを発表。これにより日本人ドライバーが日本GPにトップチームから参戦することとなった。
レッドブルは開幕からマシンの戦闘力でライバルの先行を許しており、それは角田がローソンと交代でレッドブルに昇格することとなった理由のひとつだ。しかし角田は表彰台やレース勝利、そしてチャンピオンという目標に向けて、念願のトップチーム入りというステップを踏むこととなった。