2025年3月27日に放送された「Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)」にて、「Nintendo Switch」の新機能「バーチャルゲームカード」が紹介されました。ダウンロードしたソフトを「貸す」ことを可能にしたシステムに対して、ネット上では絶賛する声があがっています。



「バーチャルゲームカード」でダウンロード版のソフトも家族や友達に貸し借りができるように! (C)Nintendo

【画像】えっと…似てるようで違うんだな(笑) コチラはローソンでスーファミソフトが書き換えできた「ニンテンドウパワー」です(画像:5枚)

かゆいところに手が届く…便利機能!

 2025年3月27日に放送された「Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)」にて、「Nintendo Switch(以下、スイッチ)」の新機能「バーチャルゲームカード」が紹介されました。

 バーチャルゲームカードは、ダウンロードで購入したスイッチ用ソフトを、パッケージ版のソフトのように管理できる仕組みです。2台のスイッチを持っている人は、1台目で購入したソフトを、2台目のスイッチにバーチャルゲームカードとして差し替えることができます。

 また、最大8アカウントが登録できる「ファミリーグループ」にある、家族や友達が所有しているスイッチに対して、14日間の期限でバーチャルゲームカードを貸し出すことができます。貸し出すにはローカルでの通信が必要で、遠く離れた場所にいる人には渡せません。家族内でダウンロード版のソフトを遊ぶのに不便を感じていたユーザーにとって、「ありがたい」機能です。

 ダウンロードしたソフトを「貸す」ことを可能にしたシステムに対して、ネット上では「さすが任天堂」「14日間限定にして借りパクを防いでいるのもすごい」「これが電子書籍でもできたらなぁ」など、絶賛する声があがっています。「友達にちょっとやってみて、って貸す、体験版みたいな使い方ができる」というアイデアも挙げられていました。

「家族がいないし、スイッチ1台しか持っていないから関係ない」という人も、「Nintendo Switch 2(以下、スイッチ2)」を買った際には、バーチャルゲームカードでソフトを移動させることができます。「いずれスイッチとスイッチ2の2台持ちになる」ということに気付いたユーザーからは「任天堂の親切心だった!」「今さらだけど神機能」とのコメントがあり、やはり評価が高い機能のようです。

「改悪ではないの?」と不安の声もありましたが、公式サイトには「『ユーザー設定』→『オンラインライセンスの設定』をONにすると、インターネットに接続してソフトをはじめる従来の方法でも遊べます」との注意書きがあり、バーチャルゲームカードの採用で不便になるということはなさそうです。

 バーチャルゲームカードは、現行機のスイッチでは2025年4月下旬より本体更新で利用可能になるとのことです。