
MLBロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は現地3月28日、本拠地デトロイト・タイガース戦に先発登板し、5回91球を投げて5安打2四球2失点、そしてMLBキャリアハイとなる10奪三振を記録。この力投に現地記者からも称賛の声が上がっている。
【動画】山本由伸がスプリットでMLBキャリアハイの“10奪三振目”を奪う場面 今季本国初先発となった山本は今回の試合、昨季ともにローテーションを支え、世界一の喜びを分かち合ったジャック・フラハティとの投げ合いに。フラハティは古巣相手に5回1死までノーヒット。そこから満塁のピンチに陥るも、後続を抑え、無失点ピッチングを継続した。
山本は1回から連打を浴び、いきなり得点圏に走者を置く苦しい立ち上がりとなったが連続の空振り三振で切り抜ける。また2回にディロン・ディングラー、3回にグレイバー・トーレスにソロホームランを放たれ2失点を喫した場面があった一方で、3回、5回には三者連続三振を披露し計10奪三振。データ分析会社『Codify』によると、先発5イニングで二桁三振を記録したのは一昨季、昨季のドジャースで見ると、24年4月のタイラー・グラスノーのみだという。
日頃ドジャースを追っているブレイク・ハリス記者は「山本由伸にとって素晴らしい夜となった!10奪三振(キャリアハイ)と17の空振りをわずか5イニングで記録した」と称賛。米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は「スプリットが試合を通してえげつなかった」と山本の快投を振り返った。
なお6回にフレディ・フリーマンがフラハティから2ランホームランを放ち、同点に追いついたことで山本の黒星は消えた。その後8回にムーキー・ベッツのソロ弾で勝ち越しに成功したものの、9回に追いつかれ、試合は10回時点で3-3となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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