2025年冬アニメが次々と最終回を迎え、春アニメの放送が目前に迫っています。毎クールのように過激な作品が数本登場しますが、今期はどのような大人向けアニメが放送されるのでしょうか。



TVアニメ『履いてください、鷹峰さん』の「~健全Ver.~」PVのサムネイル (C)柊裕一/SQUARE ENIX・「履いてください、鷹峰さん」製作委員会

【画像】え…っ? マジで何か履いて、っていうか着てください コチラが100万人以上が大興奮の『履いてください、鷹峰さん』の「紳士ver」です

いろんなバージョンで比べたい

 2025年4月からの春アニメに向けて、さまざまな作品のPVが公開されており、なかには過激な描写で注目を集めている作品もあります。どのような作品の描写が、話題になっているのでしょうか。

 タイトルからして刺激的なのが、柊裕一先生のマンガが原作のラブコメディー『履いてください、鷹峰さん』です。平凡な男子高校生「白田孝志(CV:粕谷大介)」は、生徒会長「鷹峰高嶺(CV:久保ユリカ)」が下着を脱ぐと自身の行動をなかったことにできる能力「未だ穢れ知らぬ乙女(エターナル・バージンロード)」を持つことを偶然知ってしまい、彼女の着替えをサポートする「クローゼット」として行動することになります。

 YouTubeで公開されたPVは、「~健全Ver.~」と過激な「~紳士Ver.~」の2種類があり、「紳士Ver.」はすでに130万再生を突破しています(3月28日時点)。PVを観た人からは「なんだこのけしからんアニメは。観るしかない!」「久保ユリカさんの声幅の広さがすごい」と、期待の声があがっていました。

『履いてください、鷹峰さん』は、4月2日より毎週水曜日23時からTOKYO MXで、ほか放送局でも別の時間帯で放送予定です。なお、規制の程度が異なる、3つのバージョンが用意されています。

 また、原作が成人向け同人誌から商業化された『ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた』(原作:中乃空)も、過激な描写が多そうです。本作では、異世界で役目を終えて現世へ戻った「春原日向(CV:河村梨恵)」のところへ、異世界の仲間でダークエルフの「マリアベル(CV:髙橋ミナミ)」が押しかけてきて、ドキドキしてしまう日常を繰り広げます。

 マリアベルは日向に一途すぎるほどの愛を向け、メインPVでもその激しいアタックに規制がかけられていました。「重くていいから俺もマリアベルさんに愛されたい」「異世界から追いかけてきてくれるなんて」と、すでにうらやむ声が出ており、放送後にどんな反応が出るのかも気になるところです。

『ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた』は、4月6日より毎週日曜日25時5分からTOKYO MXとBS11にて、4月7日より毎週月曜日23時からAT-Xにて放送されます。こちらも3つのバージョンが展開される予定です。

 ほかにも、過激なアニメが放送されてきた「僧侶枠」と呼ばれる時間帯で始まる『やたらやらしい深見くん』(原作:松本あやか)も、ドキドキするような描写が予想できます。本作は外面の良い人気者だけれど、実は他人を見下している「梶彰弘(CV:茶介)」と、冴えない同僚「深見悠(CV:マシュマロ焼太郎)」によるBL作品です。

 原作では生々しいベッドシーンが多く、PVを観たファンからは、「きっと『白い光』が大活躍だな」「動く梶さんと深見くんが見られるなんて……!ふたりで歌うOPも最高」と、放送を楽しみに待つ声が絶えません。

『やたらやらしい深見くん』は、4月6日よりTOKYO MXとBS11にて放送予定で、AnimeFesta限定配信の「プレミアム版」も用意されています。