
2025年3月29日、FC東京がホームでの多摩川クラシコで川崎フロンターレに0-3と完敗。良い入りをしながらもゴールに結び付けられず、後半の失点で崩れた格好だった。試合後、囲み取材に応じたボランチの高宇洋は「90分終わってみれば力不足。そのひと言に尽きます」と反省を口にした。
前半に限ればチーム全体のプレーはゴールに矢印が向いていて、悪くない時間帯もあった。高自身も「良い手応えがあった」と話すが、やはり「得点を取れてない」のが問題だ。
今回の多摩川クラシコではゴール以前にチャンスも少なかった。ただ、少ないとはチャンスはある。そこを「決めないと」というのが高の見解だ。7分の絶好機を俵積田晃太がモノにしていればあるいはまた違う展開になったかもしれない。いずれにしても、「質や精度が求められる」(高)。
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シーズン開幕当初に比べればFC東京の“繋ぐサッカー”は見えてきている。実際、高も「自陣からのボールの運び方はミスもありましたが、上手くいっているシーンも増えている」と言う。
チームの方向性は定まってきたからこそ、欲しいのは結果だ。内容が良くなってきても、勝利がついてこないと自信はつかない。川崎との多摩川クラシコに完封負けしたショックを払拭するには、次節の東京ダービー、東京ヴェルディとの一戦(4月2日)を絶対に落としてはいけない。
もしかすると、FC東京の今季を左右する戦いになるかもしれない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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