現地３月29日に開催されたFA杯の準々決勝で、鎌田大地が所属するクリスタル・パレスが敵地でフルアムと対戦した。

　日本代表帰りの鎌田がベンチスタートとなったパレスは、立ち上がりから押し込まれる。19分には右サイドを崩され、バッシーの折り返しからペレイラにダイレクトシュートを浴びるも、ゴール左に外れた。

　25分には、ペナルティエリア手前の右寄りで相手のクリアボールに反応したレルマがダイレクトボレーを放ったが、クロスバーを叩く。

　それでも34分、ボックス手前の左でパスを受けたエゼがカットインから右足を一閃。鮮やかなコントロールショットをゴール右に決めて先制点を挙げる。さらにその４分後には、エゼの左からのクロスにサールが頭で合わせて追加点を奪った。このまま２点をリードして前半を終える。
【動画】鎌田大地が見事なアウトサイドパスでゴールを演出！
　迎えた後半、アウェーチームは相手にボールを握られ、攻め込まれる時間が続くも、集中力の高い守備でゴールを許さない。

　68分にはウィリアンに際どいミドルシュートを浴びたが、GKヘンダーソンの好セーブで凌いだ。

　その２分後には、マテタとウォートンに代えて、エンケティアと鎌田を投入する。すると75分、鎌田の絶妙なアウトサイドのスルーパスに抜け出したエンケティアが相手GKの股を抜くシュートを流し込んでチーム３点目を決めた。

　このまま３－０で終了し、快勝したパレスがベスト４に駒を進めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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