
史上最速でワールドカップ出場を決めた日本代表。気になる事項のひとつが、アジア最終予選の残り2試合をどんなメンバーで戦うか。なかには新戦力がたくさんテストされると考えるファン・サポーターもいそうだが、大幅な入れ替えはないと予想できる。
その根拠のひとつは、次節のオーストラリア戦(6月5日/アウェー)が“良い強化試合”になる点にある。
アジア最終予選のグループCで現在2位のオーストラリアはこの順位を死守したい。3位のサウジアラビアと勝点3差の状況を考えると、できれば日本に勝ちたいし、最低でも引き分け。最終戦がアウェーのサウジ戦なので、絶対に負けは許されない。
こうした背景を踏まえれば、死に物狂いで向かってくるオーストラリアと日本は対戦できる。これは本大会に向けて“日本の現在地”を知る絶好の機会になるはずで、おそらく森保一監督はベストもしくはそれに近いメンバーに試合に臨むはずだ。
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バーレーン戦でコンディションが整っていない守田英正をそれでも起用したような采配は本大会出場が決まった現状でしないだろうが、怪我や体調的な問題がなければ堂安律、久保建英、遠藤航、板倉滉、三笘薫らコアメンバーをスタメンで使う可能性は高い。
オーストラリアはベタ引きをしないまでも、ある程度守備を固めてくると予想できる。そういう相手をどう攻略するか。日本にとって重要な試合になりそうだ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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