
新体制で臨んだ3月シリーズは、オーストラリアに敵地で1-5と大敗したものの、続くバーレーン戦はホームで1-0と勝利。2勝3分け3敗の勝点9で、4位につけている。
そのインドネシア代表が、悲願のワールドカップ初出場に向け、さらなる帰化選手の追加を目論んでいるようだ。
韓国メディア『Xports News』は「狂っている!インドネシアが11人の帰化推進。英国、オランダ、ベルギーでプレーする選手たちだ」と見出しを打った記事を掲載。「バーレーンを破って史上初のワールドカップ進出の望みを膨らませたインドネシアが、再び大規模な帰化を推進している」と報じた。
「まるでオランダB代表を超え、1.5代表にまで到達したかのような勢いだ。相手国の監督らは『クラブでもない。Aマッチのたびに帰化する選手がいる』と猛反発しているが、耳を貸さない」
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同メディアは「シン・テヨン監督の疑惑の解任以降、二重国籍選手の帰化が加速している」とし、こう続けている。
「インドネシアのメディア『Bola』は最近、『インドネシア代表は、まだ帰化していない有望な選手の見直しを計画している。PSSI(インドネシアサッカー協会)は積極的に外国人選手の確保に取り組んでいる。迎え入れる選手は、欧州の最高峰の舞台で活躍する選手たちも含まれる』と報じた」
記事は「PSSIは近い将来、代表チームが世界的に成長することを望んでいる。これが目標だ。ルーツがある各国の選手を確保するプロセスを止めるつもりはない。同メディアはPSSIが交渉可能な追加選手11人を明らかにした。そのほとんどは、年代別のオランダ代表でプレーした選手たちだ」と続けた。
そして、「これまでオランダ1部リーグを中心に西欧の有名リーグでプレーした選手を2、3人を帰化させてきたが、今後はさらにすごい選手がリストに挙がりそうだ」と綴り、プレミアリーグの名門でプレーするDFの名前を挙げている。
『Xports News』は「なかにはサッカーファンにはおなじみの選手もいる。イングランド・プレミアリーグのアストン・ビラでプレーするイアン・マートセンを、メディアが再び代表候補に挙げた。主に左SBとしてプレーするが、ウイングとしてもプレーできる」とし、こう見解を綴っている。
「マートセンは昨年からオランダ代表に選出されているが、Aマッチには出場していない。25日のUEFAネーションズリーグのスペイン戦で延長戦を含む120分間にフル出場してデビューを果たしたため、マートセンが国籍を変更してインドネシアに来るかどうかは不明だ」
「マートセンの場合、ネーションズリーグはFIFAによって親善試合とみなされているため、オランダ代表として3試合出場するまでインドネシアに来ることができる。マートセンは昨年からインドネシア代表の最有力候補だった。アストン・ビラでプレミアリーグ22試合に出場し、競争力を発揮してきた。気が変わってインドネシア代表に加われば、間違いなく良い選手になるだろう」
そして、「マートセンのほかにも、イェンセン・シルト(サンダーランド)、ミリオン・マンフーフ(ストーク)、パスカル・ストルイク(リーズ)など、英国の舞台で聞いたことがある名前もあった」と続け、こう締め括っている。
「帰化選手をさらに確保し、W杯に出場するという奇跡を起こせるか注目される。インドネシアは現在FIFAランキング127位だが、この順位を維持して出場すれば、史上最も低いランキングでW杯に出る国となる。これは世界新記録となる」
最終予選は残り2試合。インドネシアは9節にホームで中国と、10節にはアウェーで日本と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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