「最高の気分だよ」ラッシュフォードが待望の初ゴール!マンUで“フットボールから離れる”も新天地で完全復活へ「ビラ加入前は…」

 現地時間3月30日に開催されたFAカップ準々決勝で、アストン・ビラは2部のプレストンと対戦。3-0で快勝し、鎌田大地が所属するクリスタル・パレスとの準決勝に駒を進めた。

 勝利の立役者となったのは、マーカス・ラッシュフォードだ。スコアレスで折り返して迎えた58分、ペナルティエリア左からの折り返しにダイレクトで合わせ、先制点を奪ってみせた。

 今冬にマンチェスター・ユナイテッドからローンで加入したイングランド代表FWにとって、これが待望の新天地初ゴール。活躍の場を移す前は、ユナイテッドでベンチ外が続いていたため、得点自体4か月ぶりだった。

 ようやく肩の荷が下り、勢いを増す背番号は9さらに、63分にPKをきっちり成功させ、この日2点目をゲット。ウナイ・エメリ監督の期待に応える見事なパフォーマンスを披露した。
【動画】ついにこの時が!ラッシュフォードが冷静沈着に初ゴール
 クラブ公式サイトによれば、殊勲のラッシュフォードは試合後、「最高の気分だよ。ここに来てから徐々にフィットしてきて、良いフットボールができるようになってきた。ゴールを決められるのは、フォワードとして本当に嬉しい。それが続くといいね」と喜びを伝えた。そのうえで、「ベストな状態に戻るまであとどれくらい?」という問いには、こう答えた。

「一歩一歩、まだフィットしていけると思う。合流する前は、かなりの期間フットボールから離れていた。今は身体の調子も良いし、怪我もなく、フットボールを楽しんでいる。だから、今のところは全て良い感じだよ」

 また、エメリ監督は「ファンタスティックだ。彼は個人的に調子が良く、快適で、自信を持っている。もちろん得点は、彼に必要な自信を与えるし、我々の力になる」とラッシュフォードを称えた。

 2022-23シーズンにプレミアリーグで17ゴール、公式戦で30ゴールを挙げる大爆発を見せた27歳は、新天地ビラで本来の力を発揮できるか。次はリーグ戦での加入後初ゴールを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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