一点一点すべて手作業で作り上げる革小物ブランド、オーパスワンからなんと究極のオリジナルコードバンを使ったウォレットが誕生。何が“究極”なのか? その秘密に迫った。

希少なオリジナルレザーを贅沢に使った魅惑のウォレット。

埼玉県幸手市、店舗兼アトリエでひたすら革と向き合い、一手一手、一針一針黙々と製品を作るオーパスワン。6~7㎜の分厚い革を使用しているのが特徴で、その仕上がりの頑丈さとタフさが最大の魅力だ。そんなオーパスワンからコードバンを使ったウォレットシリーズが登場した。

コードバンはご存じの通り「革のダイヤモンド」とも称される最高級革。この革に希少な国産の蜜蝋を練り込んだのが「蜜蝋コードバン」だ。革の内部まで蜜蝋を染みこませるには、ただ漬け込むのではなく、絶妙なバランスで浸透させていくことが必要だという。元色の調整、温度、湿度などの様々なマテリアルコントロールをしながら試行錯誤を繰り返し、理想とする色や質感に仕上がるまでに、なんと6年もの歳月を費やしたそうだ。

前述したとおり、とても繊細な作業が必要ゆえに、まったく同じ色味にはならないのもこの革の特徴でもある。オーパスワンのみのオリジナルレザーのため、店頭でオーダーするときは、実際の革を見て好みの革を選ぶこともできる。蜜蝋コードバンを仕上げられる職人が引退してしまったため、二度と同じ革をつくることはできず、現在手元にある革のみで終売となることにも言及したい。

蜜蝋コードバン──一期一会の革を店舗で体感して欲しい。


高田直樹さん|革への追求が止まらない高田さんが一針一針丁寧に作る革小物は唯一無二。良質なものを見極める確かな目で厳選した希少な革を贅沢に使い、全国のファンを唸らせている。お店で現物を見ながら、高田さんと革談義に花を咲かせてみては


埼玉県幸手市千塚8-1 TEL0480-48-5665  11時~20時  火曜休 https://opusone2007.com

(広告の後にも続きます)

蜜蝋コードバン

艶やかかつ深みのある色と質感が魅力のウォレット。グリーン、バーガンディー、ネイビーの3色展開で、現在あるコードバンのみで終売になる。ウォレットL-13FS 10万9780円(今回掲載のみのスペシャルプライス)

内側にも蜜蝋コードバンを配置しデザインのアクセントに。コインケースの右下にはオーパスワンのロゴを刻印したエンブレムを設置しているのもポイントだ。

丘をモチーフにしたカードケース。革を重ねることで、カードの出し入れをしやすくしているのがポイントで、ユーザーへの気遣いがこういったディテールからうかがえる。

外マチ札入れは、お札を折らずに収納可能。お札ごとに仕分けができるほか、札入れの間に小物も収納できるポケットをさりげなく設置しているのもいい。収納力抜群の仕様だ。

大きく開くコインケース。中が見やすく小銭の出し入れもスムーズ。チケットやメモを収納できる隠しポケット付きで、大切なものの収納にも便利だ。蓋裏には同色コードバンを使用。