JR西日本は、観光列車「はなあかり」の2025年春季について、大阪から倉敷・福山を経て尾道までの運行を発表。各駅や車内ではおもてなしが行われ、車内で地域にまつわる調度品が展示されるなどこだわりが詰まっています。

関西から瀬戸内エリアへのおでかけには、プラスワンの旅ができる観光列車「はなあかり」がおすすめです! 大阪駅と広島の尾道駅をつなぐ2025年4~6月期は、一部日程を除き土曜に尾道行き、日曜に大阪行きが運行。車内だけでなく駅や街でもお楽しみいっぱいの列車旅が叶います。

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「はなあかり」の魅力を徹底解剖!
駅でも“おもてなし”を実践
運行日時や旅行プランは?

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「はなあかり」の魅力を徹底解剖!

観光列車はただ乗車するだけではない魅力がいっぱい。「はなあかり」ならではの必見ポイントをご紹介します。

事前予約で特別グルメを堪能

車内で提供される食事には、事前予約でしか味わえないお弁当やスイーツが登場します。

大阪行き(尾道→大阪)「福つまみ はなあかり弁当」お茶付き

大阪行きの車内では、福山駅にほど近い「福山ニューキャッスルホテル」提供の「福つまみ はなあかり弁当」がスタンバイ。郷土料理である鯛めしやばら巻き寿司など、地元ならではの旬の味覚が詰まっています。

尾道行き(大阪→尾道)/大阪行き(尾道→大阪)「岡山スイーツ3種セット(仮)」

尾道行き、大阪行きともに予約できるのは、華やかで贅沢なスイーツセット。停車駅の岡山名産のフルーツをふんだんに使っています。

※特別グルメ3種は観光ナビ「tabiwa by WESTER」で販売されます。必ず事前に「はなあかり」列車座席を確保のうえ、予約してください。

さまざまな“おもてなし”がお待ちかね

車内2号車サロンでは、とっておきの車内販売を実施。沿線地域ならではのおみやげ品やお酒、おつまみなどを車内で購入することができます。はなあかりグッズもラインナップするのでお見逃しなく!

今川玉香園茶舗「柑橘花茶」

さらに、運行期間中の一部日程限定で、尾道市の老舗茶園「今川玉香園茶舗」による講座や体験、お茶の販売が行われるほか、尾道行き限定で岡山・倉敷美観地区のVR体験なども実施される予定です。

車内を彩るアートにも注目

各車両やスーペリアグリーン車の飾り棚には、沿線地域の伝統工芸品やアートがディスプレイされます。旅気分を盛り上げてくれるアートの数々を写真でご紹介するので、実際に車内でも探してみてください。


倉敷はりこ(岡山県倉敷市)/展示場所:サロン/1869年に誕生した、岡山県指定の郷土伝統工芸品。最も知られる虎を中心に干支をモチーフとした作品が多く見られます。


ばらのオブジェ(広島県福山市)/展示場所:各号車/戦災復興の願いを込めて、市民がばらの苗木約1,000本を植えたことから、福山市は“ばらのまち”としても知られています。


畳縁アート(岡山県倉敷市)/展示場所:スーペリアグリーン車飾り棚/倉敷市児島地区で盛んだった細巾織物(畳縁)を現代的にアレンジしたものが飾られます。


ジーンズアート(岡山県倉敷市)/展示場所:スーペリアグリーン車飾り棚/江戸時代から繊維産業で発展してきた倉敷市児島地区は、国内ジーンズ発祥の地です。


倉敷てまり(岡山県倉敷市)/展示場所:スーペリアグリーン車飾り棚/熊本の肥後てまりの魅力に魅せられ、倉敷独自のてまりが考案されたそう。


竹インテリア雑貨(岡山県倉敷市)/展示場所:スーペリアグリーン車飾り棚/環境にやさしい素材として今注目を浴びている「竹」も名産のひとつ。


平山郁夫絵画<複製色紙>(広島県尾道市)/展示場所:スーペリアグリーン車飾り棚/尾道市出身の日本画家・平山郁夫氏が描いた故郷・広島の姿を展示。


ばらフラワーアート(広島県福山市)/展示場所:スーペリアグリーン車飾り棚/福山市のシンボル・ばらを使った鮮やかなフラワーアートが登場します。