「すっごい良い選手」城彰二が鹿島の助っ人FWを褒めちぎる! 相棒へのPK譲渡に感心「これは本当に凄いこと」

「もう、オールラウンダー」

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルで、鹿島のFWレオ・セアラを褒めちぎった。

 今季のJリーグに言及するなかで、J1の首位に立つ鹿島の前線で抜群の存在感を放つブラジリアンの実力を、城氏は次のように語る。

「ポストもできる、突破もできる、シュートも上手い、ヘディングも強い。すっごい良い選手なんだよね」
【動画】城彰二氏が語る鹿島の2トップ
 2節・東京V戦(4-0)では、L・セオラは自ら奪ったPKを鈴木優磨に譲る場面も。自身はすでに2得点し、ハットトリックのチャンスではあったが、まだシーズン初ゴールを挙げていなかった2トップの相棒に託したのだ。背番号40はしっかりと成功させ、さらにもう1ゴールも決めた。

「ゴリゴリ行くし、すごく強いイメージなんだけど、そういうところもちゃんとマネジメントで考えて」と、城氏はL・セアラの気遣いにも感心した様子で、「PKでも、フォワードは決められると乗る。そこでハットトリックよりも、優磨の自信をつけさせるとか、チームのためにと思って譲った。これは本当に凄いこと」と絶賛した。

 ちなみに、「俺が過去に知っている外国人選手は絶対に譲らない」と振り返った城氏は、同じようなシチュエーションで自分ならどうするかを番組スタッフから聞かれると、「譲らない!」と即答した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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