動画配信サービスでアニメを視聴する際、お色気シーンがあると戸惑うことがあるため、事前に作品内容を調べる人も多いでしょう。なかにはタイトルからして過激で、大人向けとすぐに分かる作品もあります。
『魔乳秘剣帖』ディレクターズカット版 DVD1巻(Happinet) (C)2011 Hideki Yamada/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC./魔乳秘剣帖製作委員会
【画像】え…っ? 立体化したら「顔よりデカくね?」 こちらが『魔乳秘剣帖』スタイルよすぎな主人公です
タイトルから「ある部位」への気合がうかがえる作品も
昨今、動画配信サービスの普及により時間や場所を問わずアニメを視聴できるようになった一方で、作品によってはお色気シーンが多く描かれているものもあり、公共の場では注意が必要です。なかには、タイトルだけで大人向けと分かる、親切な作品も存在します。
2018年に放送された『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(原作:むらさきゆきや)は、タイトルの「奴隷」という言葉から、誰かが悲惨な目に遭うのではと想像する人もいるでしょう。
本作は、人見知りの「坂本拓真」が異世界に召喚され、ゲームキャラの魔王「ディアヴロ」になりきって異世界で生活する物語です。ディアヴロを召喚したヒロイン「シェラ・L・グリーンウッド」と「レム・ガレウ」は、ディアヴロが持つアイテムの効果で彼の奴隷になりますが、悲惨な扱いを受けることはなく、次第に信頼関係を築いていきます。
一方で、大人向け描写も満載です。特に第10話では、ディアヴロがレムに魔力を注ぐため、女性のデリケートな部分に触れる過激なシーンもありました。本作には、視聴者から「22時台に流す内容じゃない」「引くぐらいのエロ要素だけど、ストーリーがしっかりしてるから最後まで観られる」といった声があがっています。
また、2012年に放送された『だから僕は、Hができない。』(原作:橘ぱん)も、露骨なタイトルです。エロに忠実な「加賀良介」は、死神のお嬢様「リサラ・レストール」と成り行きで契約を結び、彼女が人間界で必要なエナジーをたびたび吸い取られることになります。また、良介はリサラから余命3か月と宣告され、彼女が探す「特異者」が見付かれば新しい命をもらう約束をし、彼女に協力するのです。
タイトルから推察できるように、本作にはお色気シーンが多分に描かれています。たとえば、リサラはエナジーを消耗すると服がはだけてしまい、戦闘中はたびたびあられもない姿になります。また、良介のエナジー源はエロで、胸をわしづかみにしたり、服がはだけたリサラを見て興奮したりと、エナジーを高めていました。
もちろん万人向けではないですが、好みの合う視聴者には強く支持されており、「巨乳や貧乳だけでなく普通サイズの胸もあってうれしいし、作画がいいから破壊力万点」「途中からアニオリ展開だったけど、ストーリーに起承転結があって良かった」など、高評価の意見も多く見られました。
ほかに、2011年に放送された『魔乳秘剣帖』(原作:山田秀樹)も、なかなか強烈なタイトルです。本作は胸の大きさがすべてという価値観の架空の江戸時代を舞台に、豊かな胸を育てる秘伝を持った魔乳一族の末娘「魔乳千房」が、理不尽な世の中を正そうと奮闘する話です。
設定が設定だけにバストが揺れるのはもちろんのこと、揉まれたり吸われたりするシーンも多く描かれています。さらには、薬物を飲ませた状態で揺れる乳房を見せ、相手に幻覚を見せて悦楽状態にさせる技「乳夢道」を使う敵キャラが登場し、規制はされていたものの縦横無尽に胸が揺れるシーンもありました。
極端な世界観な作品ではありますが、視聴者からは「突き抜けた設定が笑えるし、胸の作画が良くて最高」「乳アニメだけど、主人公が成長していく姿が描かれ、ストーリーがしっかりしている」と、高く評価されています。