
アルネ・スロット監督の下で出場機会が限られている遠藤航は、この夏のリバプールからの移籍が騒がれている。今季限りで新たな道に進むことが、選手とクラブの双方にとって良いことなのか。
リバプール専門サイト『Anfield Index』は3月31日、「昨季のエンドウの貢献を軽んじるべきではない」と指摘。そのうえで、「ユルゲン・クロップは彼を信頼し、そのポジショニングセンスと規律を頼りにしていた。だが、体制が変われば、信頼は常に受け継がれるわけではない」ともつけ加えた。
同メディアは、日本代表キャプテンの移籍に賛同のようだ。「エンドウは時間が自分の味方でないことを知っている。フルアム、イプスウィッチ、ウォルバーハンプトンはどこも、彼が望む出場機会を与えられる。リバプールは強化を目指しており、移籍は全員にとって理にかなうかもしれない」と伝えている。
「リバプールの中盤は進化した。若返り、より速くなって、トランジションのためにつくられている。エンドウの特長は、有益ではあるが、もはや不可欠ではないのだ。ある程度の金額で敬意を払ったうえでの退団が正しい解決策かもしれない」
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さらに、Anfield Indexは「リバプールファンにとって、エンドウ退団の可能性は、痛手ではあるがショックではない」と報じた。
「スロットの下でシステムは変わった。より流動的、アグレッシブになり、ポゼッション時の技術的な要求も増した。ライアン・フラーフェンベルフの台頭でエンドウが先発から外れたのはサプライズではない。そしてそれは、夏の移籍市場で起こり得ることを考慮するまでもなく、だ」
「32歳のエンドウには、毎週本物の出場機会が必要だ。フルアムやウルブスのようなチームでそれが訪れるなら、ファンは理解するだろう。彼の幸運を祈るはずだ。だが、ファンたちは、彼が与えてきたことに感謝もするだろう。それはプロフェッショナル意識と時代をまたぐ架け橋となったこと、そして混とんとしていた時期の冷静さだ」
世界有数のクラブでの遠藤の挑戦は終わりに近づいているのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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